蓮佛美沙子&トリンドル玲奈、悩める“アラサー女子”役でW主演 テレ東ドラマ24で『今夜すきやきだよ』実写化蓮佛美沙子&トリンドル玲奈、悩める“アラサー女子”役でW主演 テレ東ドラマ24で『今夜すきやきだよ』実写化
12/01
からの記事と詳細 ( 柿澤勇人『めざまし』12月エンタメプレゼンター担当 念願の番組出演に「喜びを前面に出していきたい」 - 岩手日報 )
https://ift.tt/l4iesnD
蓮佛美沙子&トリンドル玲奈、悩める“アラサー女子”役でW主演 テレ東ドラマ24で『今夜すきやきだよ』実写化蓮佛美沙子&トリンドル玲奈、悩める“アラサー女子”役でW主演 テレ東ドラマ24で『今夜すきやきだよ』実写化
12/01
22年11月30日 06時59分[社会]
次期和歌山県知事に岸本周平元衆院議員(66)が当選したことについて、仁坂吉伸知事(72)は28日、「一県民として大変期待している。新知事がすぐに思う存分腕を振るえるように、いろんな準備をしておかなければと、いま一生懸命働いている」と歓迎した。
12月16日に退任する仁坂知事にとって、この日は最後の定例記者会見。自身の4期16年について、「生まれた県の勢いを取り戻そうと頑張ることができたのは、私を選び、頑張れと言ってくださった県民のおかげ。心から感謝したい」と話し、新知事に対しては「何を継承し、何を変えていくかは全て岸本さんが考えること」と述べた。県政運営の経験から、特に若い世代に伝えたい考え方を問われると、「『どうせ私なんか』と思わないこと。そういう考えでやっていると前に進まない。失敗することもたくさんあるけれど、人間の能力は無限。『よーし』とチャレンジしてみることが大事だ」と語った。
最も大変だった経験には2011年の紀伊半島大水害を挙げ、「一番びびった」と表現。「びびっても逃げなかった。逃げたら一気に(問題が)広がる。逃げられないのが知事の仕事で、その務めは果たした」と振り返った。
東北でも北部から雪に変わり、内陸部や山沿いでは積もるくらいになります。
北陸から山陰にかけては断続的に雨が降り、落雷や霰(あられ)などに注意をしてください。気温は低く冬の寒さです。
» 大雪ピンポイント影響予測(会員向け)
ダウン症の人たちにダンスを教える教室が沖縄県内にあります。
このダンス教室に通う生徒たちが10月22日に開幕した「美ら島おきなわ文化祭」の大舞台に挑戦しました。
練習に励む講師と生徒の姿を取材しました。
音楽に合わせて元気いっぱいに体を動かす生徒たち。
ダウン症の人々のためのダンススクール「カナデノウツ沖縄」です。
2歳から30代まで、50人ほどが週に2回練習しています。
教室を主宰しているのは久田恵梨香さん。
これまで千人以上のダウン症の人にダンスを教えてきました。
以前はプロの養成を担当していましたが、初めてダウン症の人にレッスンした衝撃は忘れられないといいます。
久田さんは「ダウン症の子たちのレッスンをした時に体当たりで音楽が楽しいっていうのを教えてくれる感じがして、こういう体験はしたことがなかったんですよ。
彼らと一緒に大好きなダンスをやっていきたいと思った」と話してくれました。
久田さんが大切にしているのが、「自分で考え、行動に移す空間」です。
スタジオ内には保護者の立ち入りはできません。
保護者のサポートに頼らず、身の回りの準備は自分で行います。
生徒たちが目指すのは「美ら島おきなわ文化祭」のステージです。
初めて挑戦する振付に、生徒は苦戦。
飲み込むのに時間がかかります。
しかし、何度間違えても受け入れるのが、久田さんの指導法。
それぞれの得意・不得意を把握し生徒が納得し行動できるまで根気強く教えます。
この日は、レッスンが終わる前に保護者にスタジオに入ってもらいました。
練習の成果を見せるのです。
しかし、生徒たちはどこか上の空。
すかさず久田さんが声をかけました。
「ちょっと言っていいですか。お話聞いてよ。本番でステージに立つの誰ですか」
生徒「カナデノウツ」
久田さん「そうですよね、私じゃないですよね。これあり?」
生徒「ダメです」
久田さん「なんでダメか教えて」
生徒「格好悪いから」
久田さん「『カナデノウツでした。ありがとうございました』って言ったら、『あ、終わった』ってやる?どうやるの?」
生徒たちは、最後までかっこよく見せることもダンスの面白さだと気付きました。
久田さん「ああ、いいねいいね!」
久田さんは「自分で気づいてもらうこと。『こうしてほしいんだけど、なんでそれをしてほしいか分かりますか』って聞くんです。理由を付けて同じことを何度も言って、みんなで理解してもらって、ステージに立つのはみんななので、私が言ったからやってるよりはみんながやりたいからこうしてるっていう風にしたい」と話します。
自分の殻を破ることができた生徒もいます。
吉田ひなたさん、19歳です。
小学生の頃から10年以上、レッスンに通っています。
話すことが苦手で、始めは人前に立つことも出来ませんでした。
久田さんは、ひなたさんが話したいと思う瞬間を時間をかけて待ちました。
徐々に自らコミュニケーションを図るようになり、今では教室を引っ張っていく存在です。
ひなたさんは
「私にとってカナデノウツはできるようになるところと思います。
最初は緊張とかあったんだけど、色んなイベントできたのでいいなと思いました」と話しています。
母親のあずささんは当初、不安で一杯だったといいます。
「本当に初めは心配で、迷惑もかかるしとも思ったんですけど、親が手を出さなくてもできたようになるんだなというのをすごく感じて」
そして11月20日、発表当日を迎えました。
多くの観客を前に、生徒たちはのびのびと表現します。
他の団体との合同演目もありました。
ひなたさんも、軽快なステップで堂々と踊ります。
生徒たちの一生懸命な姿に、会場は温かな拍手に包まれました。
久田さんは、レッスンでの経験を日々の生活に活かしてほしいと願っています。
「ちょっと自分が勇気を出して頑張ったらクリアできることがきっとあるから、そこをダンスを通して経験してるから、次はみんなの私生活でもっと強くなれるかなって思います」。
カナデノウツの皆さんは12月3日に沖縄市の県総合運動公園で行われるクリスマスイベントに出演予定だということです。
サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会で27日に行われたドイツ対スペイン戦の観客席で、地元ファンの集団がカタールの人権状況を批判するドイツ側への抗議の意思を示し、交流サイト(SNS)などで話題となっている。ドイツが自国の民族差別を棚上げしてカタールを非難している、と訴えようとしたとみられる。
カタールのファンらは、トルコ系の元ドイツ代表エジル氏の写真や似顔絵を観客席で掲げた。エジル氏は2018年、ドイツの民族差別を理由に代表引退を表明し、「勝てばドイツ人、負ければ移民」と話した人物。ファンらは、ドイツにも差別などの問題があると指摘した形だ。
ファンの中には口を手で覆う人もいた。ドイツ代表が23日の日本戦前の写真撮影の際に口を手で覆い、国際サッカー連盟(FIFA)に意見表明を封じられたと抗議したことに反発したとみられる。
カタールでは外国人労働者や性的少数者の人権問題を批判する欧米側に対し、自らの問題を棚に上げた「二重基準」だとの反感も強まっている。(共同)
FIFAワールドカップ2022、日本代表のコスタリカ戦を27日に控え、カタール入りしているサポーターらは決起集会を開きました。
(西橋拓輝記者報告)
コスタリカ戦は日本時間の27日午後7時にこちらのスタジアムでキックオフします。
それを前に、すでにカタールに来ている日本サポーターの人たちは、試合の当日にスタジアムを一丸となって日本色にしたいと、結束力を強める目的で、25日に決起集会を開きました。
集会の主催者:「コスタリカ戦に向けてこうやって集まって、わいわい、がやがややって一致団結して」
日本サポーター:「コスタリカ戦は皆さんとハイタッチしたり抱き合えたり、幸せな時間が待っているんじゃないかと楽しみにしている」
この会には、およそ130人のサポーターの人たちが訪れ、食事をしサッカー談義に花を咲かせながら親睦を深めていました。
皆さん今回の会で、サポーター同士のつながりができたということで「コスタリカ戦ではドイツ戦以上に力を込めて応援ができる」と話していました。
日本の決勝トーナメント進出が決まるかもしれないこの重要な戦いで、サポーターの人たちも選手と共に勝利に向けて戦います。
天皇陛下は、前立腺に関する数値にやや懸念される傾向が見られることから、MRI検査に続き、詳しい組織検査を受けるため東京都内の病院に入られました。
天皇陛下は27日、車で皇居を出発し、午前9時前、東京都内の病院に到着されました。
天皇陛下は今月6日、東京 文京区の東京大学医学部附属病院で前立腺のMRI検査を受け、宮内庁は、その結果、前立腺の肥大が認められたものの特に懸念される所見はなかったとしています。
ただ、PSAと呼ばれる前立腺から分泌されるたんぱくの数値が正常より少し高くなってきていて、やや懸念される傾向が見られることから、念のため前立腺の組織を採取する詳しい検査を受けられるということです。
宮内庁は検査結果について公表するとしています。
側近によりますと、天皇陛下に自覚症状はなく、ふだんと変わらない生活を送っているということで、26日は、東京 渋谷区で開かれたボーイスカウト日本連盟の創立100年を記念する式典に皇后さまとともに出席し、おことばを述べられていました。
俳優の宮本信子(77)が26日、都内で行われた『第14回TAMA映画賞』授賞式に出席。芦田愛菜(18)と共演した映画『メタモルフォーゼの縁側』で特別賞に輝いたが、喜びの声を届けた。
ボーイズラブ“BL”でつながった17歳と75歳の年齢を超えた友情と挑戦を描いた同作。芦田とは10年ぶりの共演となったが、10年前は祖母と孫という間柄だったことから「10年前は、私が芦田さんの手を引っ張って、電車を降りたり、電車に乗ったりしていました。すっかりすばらしい娘さんになられて、頑張っていて…。芝居する上でも一度共演していましたので、芦田さんで本当によかった。役にもぴったりでしたし、とても気持ちのいいお芝居ができたと思います」と声を弾ませた。
続けて「プロ同士ですから。2人が密に絡んでいるので『とにかく一生懸命頑張りましょう』と、初日に言いました。」とにっこり。「はじめは、こういうことはおとぎ話みたいだなと思ったんですけど、やっぱり違っていて。1冊の本から2人の友情が芽生えて、距離が短くなっていったり、こういう関係で本当にステキだなと。コロナで話ができない中で、映画の中では一生懸命話しています」とアピールした。
芦田もビデオメッセージでコメントを寄せ「撮影現場は、いつもとても温かくて心地よく、お芝居をさせてくださったみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです。一員として参加させていただけたことを光栄に思っております。これからも役に真摯に向き合い、見てくださる方の心に届くように、精進してまいります」と語っていた。
■『第14回TAMA映画賞』
【最優秀作品賞】
深田晃司監督、及びスタッフ・キャスト一同(『LOVE LIFE』)
吉野耕平監督、及びスタッフ・キャスト一同(『ハケンアニメ!』)
【特別賞】
芦田愛菜、宮本信子、及びスタッフ・キャスト一同(年齢差を超えた二人の友情を越えた関係が、前に踏み出せないでいる私たちの背中を押してくれた『メタモルフォーゼの縁側』に対して)
小林啓一監督、及びスタッフ・キャスト一同(“恋とは何か?”という哲学的なテーマを扱いながら作品世界を何度も体験したくなる多幸感に浸れる『恋は光』に対して)
【最優秀男優賞】
佐藤二朗(『さがす』『truth 姦しき弔いの果て』『バイオレンスアクション』)
松坂桃李(『流浪の月』)
【最優秀女優賞】
倍賞千恵子(『PLAN75』)
広瀬すず(『流浪の月』)
【最優秀新進監督賞】
片山慎三(『さがす』)
森井勇佑(『こちらあみ子』)
【最優秀新進男優賞】
磯村勇斗(『ビリーバーズ』『PLAN 75』『異動辞令は音楽隊!』『さかなのこ』『前科者』『彼女が好きなものは』『ホリック xxxHOLiC』『劇場版 きのう何食べた?』『MIRRORLIAR FILMS Season3』)
横浜流星(『流浪の月』『アキラとあきら』『嘘喰い』『あなたの番です 劇場版』『DIVOC-12』)
【最優秀新進女優賞】
河合優実(『PLAN 75』『愛なのに』『ちょっと思い出しただけ』『女子高生に殺されたい』『百花』『冬薔薇』『偽りのないhappy end』)
伊東蒼(『さがす』『恋は光』『MIRRORLIAR FILMS Season4』)
馬毛島への自衛隊基地の建設計画をめぐり、大学の研究者などでつくる日本科学者会議の鹿児島支部が25日、会見を開き「騒音が環境に及ぼす影響や海水汚染が懸念される」として基地建設に反対する声明を発表しました。
西之表市の馬毛島をめぐっては、防衛省が今年度中にもアメリカ軍の訓練などに使う自衛隊基地の本体工事に着手する意向を示しています。
これに対し、全国の大学の研究者などでつくる日本科学者会議の鹿児島支部のメンバー3人が25日、県庁を訪れ、馬毛島への基地建設に反対する声明を発表しました。
声明では「空母艦載機の離着陸訓練が発する騒音が環境に及ぼす影響は座視できず、海水汚染も懸念される」として基地建設には同意できないとしています。
また遺跡など文化的な遺産の破壊につながるとしているほか、基地建設によって対外的に軍事的緊張を高めることになるとして懸念を示しています。
日本科学者会議鹿児島支部の西谷憲明事務局長は「専門家だけはなく、県民にも理解を深めてもらい討論してほしい」と話していました。
福島県福島市の県道で22日未明に起きた死亡ひき逃げ容疑事件で、福島県警福島署は24日午後9時10分ごろ、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)と道交法違反(引き逃げ)の疑いで、福島市上鳥渡、会社員の男(44)を逮捕した。
福島署の調べでは、男は22日午前1時30分ごろ、乗用車を運転して福島市三河北町の県道交差点付近で市内の男性(69)をはね、救護せずに逃走した疑い。男性は全身を強く打ち、市内の病院に搬送されたが約2時間後に出血性ショック死で死亡した。
同署は何者かが男性をはねて現場から逃走したとみて、逃げた人物を探していた。
「前走のエリザベス女王杯は、あいにくの雨で、どうしても内枠の馬が走るラインがかなり悪くなってしまって、その中で一生懸命走ってくれたのですが、期待に応えられなかった内容となってしまい、非常に申し訳なく思っています。馬自身はいつも一生懸命走ってくれています。
レース後の一週間はレースの疲労を取って、今週の頭から普通に調教、と、メリハリをつけてやっています。3歳の頃は非常に気が入りやすかったり、常にスイッチが入っているというか、そういう感じの馬だったのですが、今はスイッチのオンとオフがはっきりしてきて、そういったあたりがレース後のダメージの回復が早いというところに繋がっていると思いますし、馬の状態を見て、今のデアリングタクトであればこのローテーションでも問題無く行けるのではないかと判断しました。
今週の追い切りは、当然中一週になりますので、あまり全体の時計は速くならないように、メリハリをつけるようにという指示で、テンはゆったり入って、馬のストライドに合わせてサッと伸ばすという調教でした。動きを見てもしっかり動いていましたし、疲れというものは見る限り無さそうです。
ジャパンカップというレースは、2年前の時もコメントしたのですが、格という意味では数あるGIの中でも国内においては最高峰のレースという認識を変わらず持っています。そこにまたチャレンジできるというのはやはり調教師冥利に尽きますし、生半可な状態では出走させることはできないレースだと考えています。
オークスを勝っていますし、ジャパンカップでもしっかり走っていますので、東京競馬場の2400mに関してはこの馬にとってすごくいい条件なのではないかと思っています。小回りよりは大きいコースの方がいいのではないかと思ってはいます。やはり底力勝負になりやすいので、小回りの器用な立ち回りというよりも、タフな競馬の方が向いているのではないかと思っています。
ここ二走は雨の影響で泣かされているというか、なかなか不完全燃焼なレースが続いていますので、フェアなコンディションで、力いっぱい走ってほしいと思っています。基本的に、決して重馬場が苦手な馬ではないと思っていますし、あくまでここ二走は、内と外のトラックバイアスというか、枠順によるメリットデメリットというか、そのあたりが大きかったと思っていますので、前日の土曜日に雨が降っても何の心配も無いのかなと思っています。
マーカンド騎手は、日本に来て、かなりアグレッシブに乗ってくるなと、やはりヨーロピアンというか、しっかり追ってくるなというイメージです。古馬になってから馬が落ち着いていますし、反面、競馬に行っての闘争心というか、そのあたりが、もしかしたらですが、穏やかになっているという可能性も捨てきれませんので、あの馬の眠っている底力というか、そういうのを、こういった乗り替わりということで刺激となって引き出して欲しいなと思います。
故障から復帰して4戦、なかなか勝つことができないところなのですが、何とかまた強いデアリングタクトを皆様にお見せできるように、競馬の日まで、厩舎一同、一生懸命頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」
(取材:三浦 拓実)
ラジオNIKKEI
【22日】
厚生労働省は、関西2府4県で22日、新たに1万2987人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
府県別では、▼大阪が6138人、▼兵庫が2266人、▼京都が1648人、▼滋賀が1499人、▼奈良が923人、▼和歌山が513人でした。
関西2府4県の感染者の累計は451万4264人となりました。
また、▼和歌山で3人、▼兵庫で2人、▼京都で1人の死亡が発表されました。
これで、関西2府4県で亡くなった人は、あわせて1万2038人となりました。
最新の重症者は、▼大阪と▼京都が27人、▼兵庫が11人、▼奈良が8人、▼滋賀と▼和歌山が2人です。
【22日午前0時比】
(累計感染者)
大阪2247925 +6138
兵庫1086428 +2266
京都 513917 +1648
滋賀 262948 +1499
奈良 249607 +923
和歌山153439 +513
計 4514264+12987
(累計死者数)
大阪 6698
兵庫 2965 +2
京都 1145 +1
奈良 572
滋賀 376
和歌山 282 +3
計 12038 +6
(重症者数)
京都 27 −5
大阪 27
兵庫 11
奈良 8
滋賀 2
和歌山 2
計 77 −5
インドネシア・西ジャワ州で21日午後1時20分ごろ、マグニチュード(M)5.6の地震があり、多数の死傷者が出ている。インドネシア国家防災庁(BNPB)は22日午後、確認された死者数は268人に達したと発表した。その多くは学校にいた子供だという。
BNPBによると、死者268人に加え、安否が未確認人の人は151人に上る。負傷者は1000人以上。2万2000棟以上の家屋が被害を受け、5万8000人以上が避難しているという。
インドネシア国家捜索救助庁のアンリ・アルフィアンディ氏は、犠牲者の多くは子供だと明らかにした。「(地震が起きた)午後1時過ぎには、子供たちは学校にいたからだ」という。
揺れによって建物の屋根が落ち、壁が崩れるなどの被害が相次ぎ、多くの人ががれきの下敷きになった様子。14歳のアプリザル・ムリヤディさんは地震発生時に学校におり、「部屋が崩れて両脚ががれきの下に埋まった」、「あっという間のことだった」とAFP通信に話した。
米地質調査所(USGS)によると、震源地はジャワ島西部にある西ジャワ州・チアンジュールの山間部。 震源の深さは約10キロだった。
チアンジュール周辺では複数の村が地すべりによって土砂に飲み込まれた。
被災地では大勢が病院に搬送され、その多くは屋外で治療を受けた。救助隊は倒壊した建物の下に閉じ込められているとみられる人を救おうと、夜通し作業にあたった。
インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は22日、被災地を訪れ、救助隊からの報告を受けたうえで、「がれきの下敷きになったままの被害者の救出を、最優先にするよう指示した」と述べた。
大統領は、被災地への支援を約束した。
21日には西ジャワ州のリドワン・カミル知事が地元メディアに対し、「負傷者のほとんどが倒壊した建物に押しつぶされて骨折している」と説明した。
チアンジュールの行政責任者ハーマン・スヘルマン氏も、負傷者の大半は壊れた建物のがれきに挟まれて骨折したと話した。
「救急車が複数の村から病院へ続々と到着している」と、スヘルマン氏はAFP通信に語った。「村には避難できていない人たちが大勢いる」。
カミル州知事によると、地震発生後、病院で数時間にわたり停電が発生したため、負傷者の多くは病院の駐車場で治療を受けた。
知事は21日夜、電力の完全復旧までに3日かかる可能性があるとツイート。携帯電話の電波状況も悪く、当局者に「多くの問題」を引き起こしていると付け加えた。
震源地から約100キロ離れた首都ジャカルタでも揺れが感じられ、大勢が高層ビルから避難した。
「仕事をしていたら床が揺れた。揺れをはっきり感じた」と、弁護士のマヤディタ・ワルヨ氏はAFP通信に語った。
オフィス勤務のアフマド・リドワン氏は、「ジャカルタの人は(地震に)慣れているが、今はみんなすごく神経質になっていて、自分たちもパニックになった」とロイター通信に語った。
インドネシアは「火の輪」と呼ばれる、火山や地震活動が頻繁に発生する環太平洋火山帯に位置する。2018年9月にはスラウェシ島で発生した地震と津波により、2000人以上が犠牲になった。
本日の試合はありません
正代寄り倒し豊昇龍
霧馬山押し出し貴景勝
佐田の海押し出し若隆景
御嶽海寄り切り翠富士
翔猿はたき込み高安
大栄翔突き落とし琴ノ若
若元春押し出し玉鷲
逸ノ城押し出し錦富士
北勝富士引っ掛け明生
錦木上手出し投げ宇良
東京都文京区の自宅で2016年、妻を絞殺したとして殺人罪に問われた講談社元社員、朴鐘顕(パクチョンヒョン)被告(47)の上告審判決で、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は21日、懲役11年とした2審・東京高裁判決(21年1月)を破棄し、審理を高裁に差し戻した。「妻は自殺した」とする弁護側の主張について審理が不十分だと判断した。
朴被告は16年8月に自宅で妻佳菜子さん(当時38歳)の首を絞めて窒息死させたとして、17年1月に東京地検に起訴された。妻は1階の階段下で倒れた状態で亡くなっていたが、裁判員裁判で審理された1審・東京地裁判決(19年3月)は、1階の寝室に妻の失禁の痕や唾液混じりの血痕が残されていたことなどから、被告が妻を寝室で殺害し階段の下に移動させたと推認できるとした。2審もおおむね1審を支持し、弁護側の控訴を棄却していた。
弁護側は上告審で「2審は、争点化されていなかった血痕の有無などの客観証拠について誤った評価をして自殺の可能性を不当に排斥した。他殺であれば説明できない証拠が多数あり、無罪判決を言い渡すべきだ」と主張。検察側は「被告が妻を殺害したことに疑問の余地はない」として弁護側の上告を棄却するよう求めていた。【遠山和宏】
エン人材教育財団は18日、全国の従業員100人以上の企業に勤める社会人1500人を対象に実施した「仕事価値観及びキャリア満足度に関する年代別調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、仕事の価値観を調べるため「生活のため」、「スキルアップのため」、「人・社会に役立つため」、「人として成長するため」の4項目それぞれに対し、仕事をする上で重視するかどうかを聞いたところ、「生活のため」についてはどの世代も大きな差はなかった。
だが、「スキルアップのため」、「人・社会に役立つため」、「人として成長するため」については、世代が若くなるほどスコアが高くなり、20代が最も高い結果となった。中でも「人・社会に役立つために働く」と考える割合は、全体と比べて20代が特に高い。
20代の各項目の割合は、「生活のため」75.5%、「スキルアップのため」50.1%、「人・社会に役立つため」48.5%、「人として成長するため」55.5%だった。
「仕事に一生懸命取り組みたいか」という質問に対しは、「非常にそう思う」と回答した割合は30代(14.9%)が最も高く、「非常にそう思う」と「そう思う」を合わせた割合は20代(69.4%)が最も高い結果となった。どの年代も半数以上は仕事に一生懸命取り組みたいと考えていることが分かった。
また、自分の現時点でのキャリアの満足している「キャリア満足度」については、肯定的な回答は20代(36.3%)が最も高かった。これからのキャリアに期待が持てる「キャリア期待値」も、20代(34.4%%)が最も高く、若い世代になるにつれて高くなることが分かった。
この調査は、全国の従業員規模100人以上の企業の正社員を対象に、今年8月5日~8日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は1500人。
現職と新人の3人による争いとなった福岡市長選挙は、無所属で現職の高島宗一郎氏(48)が4回目の当選を果たしました。
福岡市長選挙は、開票が終了しました。
▽高島宗一郎、無所属・現。当選。32万9606票
▽田中慎介、無所属・新。9万6408票
▽熊丸英治、無所属・新。9423票
現職の高島氏が、立憲民主党、国民民主党、社民党が推薦した元市議会議員の田中氏ら新人2人を抑え、4回目の当選を果たしました。
高島氏は大分市出身の48歳。福岡の民放のアナウンサーを経て、12年前の福岡市長選挙で初当選しました。
選挙戦で高島氏は、福岡市中心部の再開発事業を進めたことなど3期12年の実績をアピールするとともに、子育て支援や、経済の復活に取り組むと訴えました。そして、自民・公明両党の支持層やいわゆる無党派層などから幅広く支持を集めました。
高島氏は「今回の選挙の最大の争点は12年間の私への評価だったと思う。実際にまちに出て市民とふれあう中で、たくさんの期待を感じ、本当に身が引き締まる思いだった。託してくださる市民や子どもたちのために、福岡から全国へ希望を発信できるよう全力で市政に取り組んでいくことを誓う」と述べました。
福岡市長選挙の投票率は高島市長が初当選した平成22年は43.67%にあがりましたが、その後、低下し、前回・4年前の選挙が31.42%と過去最低でした。
埼玉県は、19日、県内で新たに4741人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表し、5日連続で4000人を上回りました。
また、先週の土曜日と比べて660人あまり多く、7日続けて前の週の同じ曜日を上回りました。
内訳は、県が3134人、さいたま市が897人、川口市が325人、越谷市が213人、川越市が172人となっています。
これで、県内で感染が発表された人は、累計で131万0113人となりました。
また、県によりますと、新たに県内の医療機関や高齢者施設などあわせて5か所で複数の感染が確認されたほか、これまでに集団感染が起きている高齢者施設や医療機関など、あわせて20か所で新たな感染が確認されました。
一方、県は、新型コロナウイルスに感染した70代から90代までの男女あわせて5人が死亡したと発表し、県内で亡くなった人は累計で2548人となりました。
19日午前0時半ごろ、JR宇都宮駅東口の次世代型路面電車(LRT)停留場付近で、試運転中の車両がカーブを曲がりきれず脱線した。運転士ら15人が乗車しており、周辺には係員や見物人も数十人いたが、けが人はなかった。試運転は来年8月の開業に向けて、17日に始まったばかりだった。宇都宮市が詳しい事故原因を調べているが、開業に向けたスケジュールには「影響しない」としている。
車両は先頭部分が歩道に乗り上げ一部を破損。午前9時45分ごろ、ジャッキアップされ復線した。自走できないため、同11時ごろ、別の車両にけん引され上り線を逆走する形で車両基地へ向けて出発した。
市によると、事故は同所の上り線で車両の進路を変える分岐器を使った入線試験を実施している際に発生。停留場に向かう右カーブを外側に膨らむ形で3両編成のうち先頭車両の4輪、中間車両の後方2輪が脱線し、10メートル進行して歩道に乗り上げ停車した。
その際、車止めのポール3本をなぎ倒し、変圧器に接触した。脱線の弾みで電車上部のパンタグラフが破損した。
事故当時、車両は上下線が交差する分岐付近を行ったり来たり繰り返していた。現場の設計速度は時速15キロ。事故車両は時速13キロで下り線から上り線に入線し右カーブを曲がろうとした際、運転士が異常を感じて非常ブレーキをかけたが脱線した。
分岐器のポイント切り替えは係員が手動で行い、レールに異物などがないのは確認済み。約4キロ離れた車両基地から現場まで、走行中の車両に異常はなかったという。
事故を受け、佐藤栄一(さとうえいいち)市長は「ご迷惑とご心配をおかけし深くおわび申し上げる。車輪とレールがなじむまでは、さまざまな現象を想定している。安全な運行に向け、原因をしっかり検証したい」と述べた。
同駅東側のLRT事業は市と芳賀町が施設を整備し、第三セクターの宇都宮ライトレールが運行する。今回の試運転は両市町が主体となり、停留場や架線と車両の接触状況などを確認するために行われていた。
21日には車両の加減速やブレーキ性能などを確認する走行・性能試験が行われる予定だったが、市は今回の事故の原因が分かるまで延期する方向で検討している。
多くのビジネスパーソンから、「会議がうまく仕切れない」「無駄な会議だと言われる」「何度も似たような会議を繰り返してしまう」「結論が出ない」といった悩みを耳にする。しかし、「1ページ」のメモを事前に作り、その場で配布してうまく活用すれば、会議の進行は大きく変わる。何より、「1ページ」の力は、ミーティングをうまく仕切れなかった著者自身が、P&G、楽天、フェイスブック、MOON-Xと業界も会社も、自分の役割さえも変わっても、一貫して変わらず、実感し続けている。当連載では、『今すぐ結果が出る 1ページ思考』(長谷川晋)にまとめられている「1ページ」を活用した会議の進め方などを解説していきたい。
「1ページ」は学びの蓄積にも活用ができます。P&G時代、私とチームのメンバーが各自作っていたのが、3ヶ月に一度、自分の学びをまとめる「1ページ」でした。改めて作るとすれば、どんなものになるのか考えた「1ページ」がこちらの例です。
どんな領域で、どんなことを学んだか。学んだ背景や文脈は? それに基づいてどう行動を変えていくか。このような内容を表を使ってまとめています。
また、その下に、必須ではありませんが、参考情報として3ヶ月の間に読んだ本の感想も入れます。本を読むことからの学びも大きいからです。
ポイントは、3つだけと決めていることです。3というのはマジックナンバーといってもいいと思います。ちょうど、按配がいい。いろいろな場で、意識している数字です。
そして、さらなるポイントは、表になっていること。表はやはり、考えや情報を整理するのに、大きな効果を発揮します。これを全員統一のフォーマットにして活用する。
しかも、チーム全員でそれぞれの「1ページ」を発表する場を設けます。そうすることで、自分の学びを咀嚼することができるし、お互いの学びを共有することで刺激し合えるからです。
それこそ3ヶ月も一生懸命働いているのに、3つ胸を張って発表できる学びがない、というのはちょっと残念だし恥ずかしい、というポジティブな緊張感のある空気をチームで醸成することも意図の一つでした。
横書きにしているのは、表の収まりがいいからです。このような内容の場合は、キーワードだけでなく文章を書く部分も多いので、横のほうがしっくりきます。
実は3つの学びの「1ページ」は、P&G時代に自分のチームに導入したのですが、私はメンバー全員分をファイリングしていました。そして、メンバーが異動するときや、私が異動するとき、ファイリングしていた過去の「1ページ」の束を出してきて、記念に渡していました。こんなに成長したのだから、この先も頑張ってほしい、というメッセージとともに。
このように「1ページ」は、自分の学び、そしてチームメンバーの学びを蓄積し、加速させる上でも役に立つと考えています。
※当記事は、『今すぐ結果が出る 1ページ思考』より一部を抜粋・編集したものです。
浜松市南区の児童養護施設「清明寮」の小学生12人がこのほど、同市西区のはままつフラワーパークで、チューリップとスイセンの球根の植え付けを体験した。
児童はパークの職員から「球根3個分くらいの深さに埋めて」と助言を受け、スコップで一生懸命に土を掘り、球根を植えた。3月下旬~4月上旬に見頃を迎え、花壇周辺の桜とともに楽しむことができるという。
清明寮の児童は5月にも同パークで園芸作業を体験し、今回で2回目。同市東区の松川電気が寄付金を寄せて支援し、同社社員らも参加した。
和(のどか)はがんと必死で闘っていました。もちろん僕も、一緒に闘っていました。
あまりやりとりのなかった人から和への連絡が増えました。和は複雑な心境だったようです。当時の日記にこうつづっています。
うれしいよ。
うれしいけど。
みんな、私のこと死ぬと思ってるんだね。
そのことに対して…
新潟県新発田市で2014年、女性会社員(当時20)の車に乗り込み、わいせつ行為をした上で殺害したとして、殺人や強制わいせつ致傷などの罪に問われた喜納尚吾被告(39)の裁判員裁判で、新潟地裁は18日、無期懲役(求刑死刑)の判決を言い渡した。佐藤英彦裁判長は「死刑になった同種事案と比べて悪質性が突出しているとは言えない」と述べた。
喜納被告は別の女性への強姦致死罪などで無期懲役が確定。服役中の20年2月、逮捕されていた。無期懲役の判決確定後、別の事件で同じ刑を言い渡されるのは異例だ。
弁護側は自殺か事故で女性が死亡した可能性があると主張したが、佐藤裁判長は判決理由で、被告と面識がない女性の車のハンドルから被告と女性の混合DNA型が検出されたほか、遺体発見現場付近で被告に似た人物を目撃したとする証言も信用性が高いと指摘。「被告が犯人であることは間違いないと認められる」と結論付けた。
その上で、判決が確定した強姦致死事件などに触れ、女性を襲う性犯罪を繰り返しており「常習性があり反省も見られない。結果は誠に重大だ」と非難した。
一方で「わいせつ目的の殺人で被害者が1人の場合、多くの判決で無期懲役としている」と述べ、被害者が1人で死刑判決を言い渡された事件と比較しても悪質性が突出していると言えず「同列にできない」として死刑を回避した。主文は理由朗読後に告げた。
判決によると、被告は14年1月、新発田市内で女性の車に乗り込み、わいせつな行為をして約1週間のけがを負わせ、何らかの方法で殺害した。
喜納被告は13年8~12月に女性4人をわいせつ目的で襲い、そのうち1人を死亡させた他、14年6月に勾留質問中に新潟地裁から逃走を図ったとして18年に無期懲役が確定、20年2月に新潟県警が逮捕するまで岐阜刑務所で服役していた。〔共同〕
「常習性があり反省も見られない」として殺人や強制わいせつ致傷での有罪を認めながら、言い渡されたのは無期懲役だった。新潟地裁で18日、開かれた喜納尚吾被告(39)の裁判員裁判。強く死刑を求めてきた被害者の母親は「娘の無念を思えば、納得できない」と心情を吐露した。主文言い渡し後、傍聴席からはため息が漏れ、傍聴していた女性が裁判所の外で泣き崩れる姿もあった。
初公判と同じグレーの作業着で出廷した喜納被告。公判では「身に覚えがない」と否認を続けたが、裁判長が有罪の事実認定や理由を次々と読み上げる間、目を閉じ、時折深呼吸するなどした。
主文に先立ち、裁判長が「被害女性の恐怖や絶望は大きく、犯行の結果は重大」と述べると、視線を落とした喜納被告。最後に「遺族の気持ちを真摯に受け止めてほしい」と説諭された際には、小さくうなずいたように見えたが、終始表情は変えず、感情は読み取れなかった。
判決後、被害者の母親は「被告は自らの言葉で真実を語ることもなければ、娘の死を重んじることもなく、ひたすら自分の保身だけを心配した。本当に許せないし悔しい気持ちだ」とする文書を公表した。〔共同〕
【この記事のポイント】
・3年ぶり会談、対話通じた関係で意図せぬ衝突回避
・ロシアに対し、核兵器の使用に反対する見解で一致
・首相が尖閣・台湾懸念、習氏「干渉受け入れない」
【バンコク=重田俊介、羽田野主】岸田文雄首相は17日、タイのバンコクで中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と会談した。日本側によると対話を通じた「安定的な関係」の構築をめざすと一致した。台湾有事リスクを踏まえ意図せぬ衝突を避ける狙いだ。ウクライナ情勢に関しては核使用反対の認識を共有した。
会談はおよそ45分間だった。習氏は冒頭で「両国関係の重要性は変わっておらず、今後も変わらない。新しい時代に合致した関係をつくりたい」と呼びかけた。首相は「建設的かつ安定的な関係の構築を双方の努力で加速することが重要だ」と語った。
沖縄県・尖閣諸島がある東シナ海での中国の軍事活動や弾道ミサイルの発射には「深刻な懸念」を表明した。台湾海峡の平和と安定の重要性も改めて強調した。
中国国営中央テレビによると習氏は台湾問題について「内政干渉は受け入れない」と反発した。「海洋と領土の問題は意見の相違を適切に管理しなければならない」とも述べた。米中対立が深まる状況下で習氏は武力による台湾統一の可能性に言及している。
首相は会談後、習氏と「安全保障分野の意思疎通の強化で一致した」と明らかにした。外務・防衛当局の高官による「日中安保対話」の開催や緊急時に防衛当局間をつなぐ「ホットライン」の早期開設を申し合わせた。
首相はウクライナ情勢に関し「ロシアは核兵器を使用してはならず、核戦争をしてはならないとの見解で一致した」とも説明した。プーチン大統領と近い習氏が核使用を否定したことはロシアの行動に影響を与え得る。
関係改善に向けた協力も協議した。新型コロナウイルスの影響で3年間開いていない閣僚級のハイレベル経済対話は早期再開を確認した。
中国側によると習氏は「より高いレベルで相互互恵を実現すべきだ」と訴えた。「サプライチェーン(供給網)の安定での協力強化」を求め、脱中国依存の動きに警戒感を示した。
首相は北朝鮮情勢を巡り国連安全保障理事会などで中国が役割を果たすことに期待を示した。日本人拉致問題の解決も含めた連携も確認した。両首脳は環境や医療などの協力を後押しし、民間交流を促すと合意した。
日中首脳が対面会談するのは2019年12月以来およそ3年ぶりで、岸田首相と習氏が会うのは初めて。両政府は夏から国交正常化50年である22年の会談を調整してきた。積極的に働きかけたのは日本側で、中国より早く会談日程を発表した。
習氏は10月の共産党大会で最高指導部に自身と近い人物を多く起用した。日本側は中国の意思決定が一段と権力集中型になり、衝突を予防するためにも緊急時に対話で解決するにも習氏と直接協議できるルートが不可欠だとみる。
日本側によるとコロナの影響で延期したままの習氏の国賓待遇での来日は議題にならなかった。
【関連記事】
売れ残ったパン、消費期限が迫る災害備蓄用のアルファ米――。ビールの販売とプロデュースを手がける「Beer the First」(ビア・ザ・ファースト、横浜市)がこれまでに手がけた商品の材料だ。
いずれも廃棄される予定だったもの。坂本錦一代表(28)は「ビールの価値を高め、食品ロスの削減にも貢献できたら」と話す。
SDGsの時流に乗った試みのようだが、ことはそう簡単ではないという。
坂本さんは、横浜市神奈川区の神大寺地区で生まれ育った。
大学卒業後、食品会社に就職。そこでお中元やお歳暮用の食品の仕入れを担当するなかで、農家が一生懸命育てた果物が、少し傷があったり形が整っていなかったりするだけで廃棄される現実を目の当たりにした。
「もったいない。何かに使えないだろうか」と考えていたところでコロナ禍に。テレワークになり、時間にゆとりができた。
「もともと好きだったビールを自分で造ってみたい」と思い立ち、原料として頭に浮かんだのが廃棄される食品だった。
「ほかのクラフトビールと差別化もできる」と考え、友人と会社を設立した。
食品ロスで大きな割合を占めるのが炭水化物だという。ビールと同じ麦が原料のパンはどうだろうか――。
協力を依頼するため、地元の…
楽天は16日、福山博之投手と釜田佳直投手が今季限りで現役引退することを発表した。今後はともに球団スタッフとしてチームを支える。
釜田は石川・金沢高から11年ドラフト2位で入団。1年目から7勝をマークし、将来のエース候補として期待された。だが、2年目以降は14年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、18年に右肩にメスを入れるなど常に故障と戦ってきた。今季は8月18日の日本ハム戦(札幌D)で5回無失点の好投を見せたが、今季終了後に戦力外通告。トライアウトを受けたが、他球団からのオファーがなくユニホームを脱ぐ決断を下した。
釜田は球団を通じ「トライアウトを受けましたが連絡をいただくことは無かったので、引退という形をとらせていただくことになりました。11年間、けががありながらも自分のなかでは、最後まで一生懸命、悔いなくやりきれたという思いがあります。何度も何度もはい上がってこられたのは、ファンの皆さんの声援、寄り添って見てくださった球団のトレーナーさん、一緒にリハビリをした仲間の支えがあったおかげです。本当に感謝しかありません。これまで野球に育てられてきたので、野球というスポーツを通して経験してきたことを還元し、恩返しができるよう、第2の人生も頑張っていきたいと思います」とコメントした。
◆釜田佳直(かまた・よしなお)1993年10月26日、石川・小松市生まれ。29歳。小学2年から九思(くし)少年野球クラブで野球を始める。金沢高では1年秋からエース。3年時は春夏連続で甲子園出場。2011年ドラフト2位で楽天入団。通算88登板で21勝16敗、2ホールド。防御率4・86。177センチ、77キロ。右投右打。血液型A。
ソフトバンクから巨人に移籍した松田宣浩内野手が15日、都内で入団会見を行った。背番号は「23」に決まり、戦力として心強いベテランが加わった。会見ではユニホームを着用したフォトセッションを行ったが、球団公式SNSで届けられた動画では帽子もかぶり、“熱男”ポーズでご挨拶。ファンからは「熱男?!をスタンドで早くやりたい」という声から、ユニホーム姿に「違和感がない」「帽子もユニも似合っている」とすでに“しっくり”きている松田が話題になっている。
球団公式インスタグラムでは「ジャイアンツファンの皆さん、こんにちは今日入団会見しました松田宣浩です」と切り出した。「今日の思いを常に持ち続けて、大好きな野球をですね、一生懸命やるとともに、ジャイアンツの勝利のために“熱男”魂全力で、東京ドームで一生懸命、野球をしたいと思いますので、たくさんの声援をお待ちしています。応援よろしくお願いします」と思いを伝えると、会見で原監督とも披露した“熱男”ポーズで締めくくった。
会見では「東京ドームで早くホームランが打ちたいです。その中で、無意識に熱男が出たら(いい)。今は分かりませんが、打ってダイヤモンドをまわって、その時の雰囲気で(熱男をやるか)決めたい」と語ると、原監督も「俺も練習しとこう」と笑顔。ただ、パフォーマンスはちょっと控えめで「少し大人しめの熱男」の声も。本領発揮はグラウンドで待ちたいところだ。
モデルで俳優の菜々緒が、来年1月スタートのフジテレビ系木曜劇場『忍者に結婚は難しい』(毎週木曜 後10:00)で主演を務めると15日、発表された。同作はジャパニーズスタイルの忍者×夫婦ラブコメディードラマ。菜々緒は同局のゴールデン・プライム帯ドラマで初主演となり、「日本国内だけでなく海外の方々にも楽しんで見て頂ける作品になるよう一生懸命取り組んで参ります」と意気込んでいる。また、共演の鈴木伸之(劇団EXILE)は菜々緒の夫役として登場する。
【写真】圧倒的なスタイル!“秘書風”ミニスカ姿で美脚を披露した菜々緒
原作は『ルパンの娘』シリーズなどでユーモアミステリーの旗手として話題の横関大氏の最新作。表と裏の顔の二面性を持ち併せた夫婦が織り成す本作の見どころは、これまでのドラマでは珍しく主人公である夫婦が現代に生き永らえる“忍者の末裔(まつえい)”というコミカルな設定。戦国時代に活躍していた暗躍のスペシャリスト“忍者”。忍者は、主君に仕え、独自の忍術を駆使して、さまざまな戦いを人知れず支えてきた影の集団だ。その数ある隠密組織の中でも、絶対に相いれない敵対関係にあったとされる「伊賀」と「甲賀」(諸説あり)。歴史に影を潜めて暗躍していた因縁の忍者の末裔(まつえい)たちは現代においても、その特殊任務を遂行し続けていた。
妻は「超実力主義」の甲賀忍者、夫は「超保守主義」な伊賀忍者。現在でも、敵対しライバル忍者の末裔(まつえい)でもある二人が、互いの正体を知らず結婚。しかし、ラブラブだったのは最初だけ。すれ違う感情、かみ合わない会話から、夫婦生活は冷めきって破綻寸前に。離婚の危機に直面した夫婦のところへ、それぞれに“特殊任務”が舞い込む。互いの任務でニアミスする二人は、やがて互いの正体を疑いはじめる。妻は「共働きなのにどうして私だけが家事やってんの?!」、夫は「なんで俺がトイレを座ってしなきゃいけないんだ!」など、水と油の結婚生活に潜む夫婦あるあるの共感要素がふんだんに描かれている。
互いの正体がバレないように秘密を抱えながら送る生活の中で起こる夫婦バトル、隠密行動に暗殺事件。二人は家庭を取るか、一族の伝統を貫くのか。究極の選択はやがて、日本を揺るがす事件へと発展していく。『ロミオとジュリエット』をもほうふつとさせる、互いの隠された運命に悲恋が交錯する忍者ラブコメディーが誕生する。
菜々緒が演じる草刈蛍(くさかり・ほたる)は、普段はごく普通の薬局で働く薬剤師。しかし、実はその日常の姿とは裏腹に、古来より伝統の続く甲賀忍者の末裔という役柄。穏やかで物静かな立ち振る舞いだが、それは正体がばれないようにおとなしく忍んでいる表向きの姿。実は人一倍気が強く、完璧主義で失敗や負けることが嫌いで、時々、本音の毒舌が漏れ出てしまう性格。また、その身体能力の高さを毎朝ストイックなジョギングやトレーニングで鍛錬し、日常生活では忍者らしい振る舞いを周囲にバレないように過ごしている。
28歳のときに、一般人(と思っている)の草刈悟郎(くさかり・ごろう/鈴木)と結婚。甲賀一族であることにプライドを持っているが、悟郎と出会って、心の奥に秘め隠していた「フツウの家」への憧れがあふれ出す。
鈴木が演じる蛍(菜々緒)の夫・草刈悟郎は、郵便局で配達員として勤務する一般男性。しかし、裏の姿は、伊賀忍者の末裔。明るくておおらか、やさしくて力持ちで癒やし系の一面もある一方で、能天気で面倒くさがり、ずぼらで鈍感、かつ気弱で優柔不断という性格を持ち合わせている。しかし、忍者としての任務遂行においては、機敏な“忍び”としての行動に長けており、忍者らしく手裏剣だけは誰もが認める腕前を持つ。古くから続く、忍者一族から抜け出してフツウになりたいという気持ちもひそかに持っていた中、ごくフツウの女性(に見える)菜々緒演じる蛍と出会い、フツウの恋愛、フツウの結婚生活ができたことに感謝するも…。
菜々緒と鈴木が織りなす秘密を抱えた夫婦関係を軸としたラブコメディーに忍者サスペンス要素が加わったストーリーが展開されていく。劇中では、忍者ファンたちが集うグッズ満載の「忍者居酒屋」や「忍者ダンス」の配信、さらに隠密任務作戦においては、偵察用の「ドローン」が使われるなど、現代要素が多く盛り込まれた愉快な演出で盛り上げていく。
■各コメント
・菜々緒
――本作のオファーを受けたときの感想。
「わたしは占いによく行くのですが、前世を占ってもらうと必ず“魔女”か“忍者”と言われているので、いずれ忍者の役をいただけるのかなと思ってました。オファーをいただき純粋にすごくうれしかったです。もしかしたら、自分自身が昔やっていたかもしれないという感覚もあり、忍者を演じるというよりは、今まで通りやるだけという感じでドラマに望みたいと思っています」
――本作の“役柄”(夫婦・忍者)を演じるにあたって。
「頭脳や体力などすべてに優れている甲賀というしきたりある流派の中で活躍する女忍者として、妻として、その表情や所作など細かい部分を意識しながら演技をしていきたいと思います」
――作品の見どころ。
「恋愛感や結婚あるある要素だけでなく、互いに正体を知らないまま結婚した伊賀と甲賀の忍者夫婦の行く末に是非注目いただきたいです。日本国内だけでなく海外の方々にも楽しんで見て頂ける作品になるよう一生懸命取り組んで参ります」
・鈴木伸之
――初の“忍者役”について。
「忍者と聞くと手裏剣や忍び足など、子供の頃になりきったり、思い描いたりしたイメージを持っていました。忍者の役というのはあまり聞き馴染みがないので、どう表現していけるのか。いまから自分自身に対しドキドキしております」
――脚本を読んだ印象。
「お互いが反対を向いているようで実は向き合ってるような、そんな表裏一体、ハラハラできる作品なのかと感じています。松田さんの脚本から出る個性を大切にしながら、“悟郎”(夫役)としてしっかりと作品に取り組まなければと感じています」
――菜々緒との「夫婦共演」について。
「菜々緒さんとご一緒させていただけてうれしいです。どんな対照的な夫婦になっていけるのか。ここから約3ヶ月、苦楽を共にして最後には笑い合えるようなそんな日々にできたらと思っています。皆様、よろしくお願いします」