楽天は16日、福山博之投手と釜田佳直投手が今季限りで現役引退することを発表した。今後はともに球団スタッフとしてチームを支える。
釜田は石川・金沢高から11年ドラフト2位で入団。1年目から7勝をマークし、将来のエース候補として期待された。だが、2年目以降は14年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、18年に右肩にメスを入れるなど常に故障と戦ってきた。今季は8月18日の日本ハム戦(札幌D)で5回無失点の好投を見せたが、今季終了後に戦力外通告。トライアウトを受けたが、他球団からのオファーがなくユニホームを脱ぐ決断を下した。
釜田は球団を通じ「トライアウトを受けましたが連絡をいただくことは無かったので、引退という形をとらせていただくことになりました。11年間、けががありながらも自分のなかでは、最後まで一生懸命、悔いなくやりきれたという思いがあります。何度も何度もはい上がってこられたのは、ファンの皆さんの声援、寄り添って見てくださった球団のトレーナーさん、一緒にリハビリをした仲間の支えがあったおかげです。本当に感謝しかありません。これまで野球に育てられてきたので、野球というスポーツを通して経験してきたことを還元し、恩返しができるよう、第2の人生も頑張っていきたいと思います」とコメントした。
◆釜田佳直(かまた・よしなお)1993年10月26日、石川・小松市生まれ。29歳。小学2年から九思(くし)少年野球クラブで野球を始める。金沢高では1年秋からエース。3年時は春夏連続で甲子園出場。2011年ドラフト2位で楽天入団。通算88登板で21勝16敗、2ホールド。防御率4・86。177センチ、77キロ。右投右打。血液型A。
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