俳優の宮本信子(77)が26日、都内で行われた『第14回TAMA映画賞』授賞式に出席。芦田愛菜(18)と共演した映画『メタモルフォーゼの縁側』で特別賞に輝いたが、喜びの声を届けた。
ボーイズラブ“BL”でつながった17歳と75歳の年齢を超えた友情と挑戦を描いた同作。芦田とは10年ぶりの共演となったが、10年前は祖母と孫という間柄だったことから「10年前は、私が芦田さんの手を引っ張って、電車を降りたり、電車に乗ったりしていました。すっかりすばらしい娘さんになられて、頑張っていて…。芝居する上でも一度共演していましたので、芦田さんで本当によかった。役にもぴったりでしたし、とても気持ちのいいお芝居ができたと思います」と声を弾ませた。
続けて「プロ同士ですから。2人が密に絡んでいるので『とにかく一生懸命頑張りましょう』と、初日に言いました。」とにっこり。「はじめは、こういうことはおとぎ話みたいだなと思ったんですけど、やっぱり違っていて。1冊の本から2人の友情が芽生えて、距離が短くなっていったり、こういう関係で本当にステキだなと。コロナで話ができない中で、映画の中では一生懸命話しています」とアピールした。
芦田もビデオメッセージでコメントを寄せ「撮影現場は、いつもとても温かくて心地よく、お芝居をさせてくださったみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです。一員として参加させていただけたことを光栄に思っております。これからも役に真摯に向き合い、見てくださる方の心に届くように、精進してまいります」と語っていた。
■『第14回TAMA映画賞』
【最優秀作品賞】
深田晃司監督、及びスタッフ・キャスト一同(『LOVE LIFE』)
吉野耕平監督、及びスタッフ・キャスト一同(『ハケンアニメ!』)
【特別賞】
芦田愛菜、宮本信子、及びスタッフ・キャスト一同(年齢差を超えた二人の友情を越えた関係が、前に踏み出せないでいる私たちの背中を押してくれた『メタモルフォーゼの縁側』に対して)
小林啓一監督、及びスタッフ・キャスト一同(“恋とは何か?”という哲学的なテーマを扱いながら作品世界を何度も体験したくなる多幸感に浸れる『恋は光』に対して)
【最優秀男優賞】
佐藤二朗(『さがす』『truth 姦しき弔いの果て』『バイオレンスアクション』)
松坂桃李(『流浪の月』)
【最優秀女優賞】
倍賞千恵子(『PLAN75』)
広瀬すず(『流浪の月』)
【最優秀新進監督賞】
片山慎三(『さがす』)
森井勇佑(『こちらあみ子』)
【最優秀新進男優賞】
磯村勇斗(『ビリーバーズ』『PLAN 75』『異動辞令は音楽隊!』『さかなのこ』『前科者』『彼女が好きなものは』『ホリック xxxHOLiC』『劇場版 きのう何食べた?』『MIRRORLIAR FILMS Season3』)
横浜流星(『流浪の月』『アキラとあきら』『嘘喰い』『あなたの番です 劇場版』『DIVOC-12』)
【最優秀新進女優賞】
河合優実(『PLAN 75』『愛なのに』『ちょっと思い出しただけ』『女子高生に殺されたい』『百花』『冬薔薇』『偽りのないhappy end』)
伊東蒼(『さがす』『恋は光』『MIRRORLIAR FILMS Season4』)
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