懐かしの駄菓子などを数多く取りそろえる“巨大な駄菓子売り場”が岡山県瀬戸内市にある。休日には5,000人ほどが訪れる店で、人々は何を求めているのか。3日間、密着した。
巨大な駄菓子売り場
瀬戸内市長船町にあるこちらの駄菓子売り場。店内はテニスコート10面分ほどの広さがあり、駄菓子など約5,000種類が並ぶ。まとめ買いも楽しむことができる。
カゴの中にはそれぞれの人生がかいま見える
休日には5,000人ほどが訪れるというこちらの駄菓子売り場。1年で最もにぎわうという5月1日から3日間、訪れた人たちに話を聞くと、駄菓子を手に取る理由はさまざま。
滋賀県から訪れた夫婦は、“夫への誕生日プレゼント”を買いに来た。
予算は1万4,000円分の予定だったが・・・
会計をすると、2万2,000円!
同じ商品を10個以上購入する女性もいた。
このお菓子には複雑な思い出が詰まっていた。女性が子どものころ親は共働きで、よく祖母の家で過ごしていた。だが、祖母も仕事で忙しく、ひとりの時間が多かった。そのときに食べていたのがこのお菓子だった。
女性は会計を済ませると、その場で思い出の味をゆっくりと味わっていた。
こちらは、修学旅行のおやつを買いに来た2人。
コロナ禍で友達と思うように過ごせなかった分、今の楽しみは、、、。
地域の祭りで配るお菓子を買いに来た男性は。
コロナ禍で4年ぶりの開催を楽しみにしていた。
仮装する社長の姿も
3日間で1万人以上が訪れた店内には、子どもたちを喜ばせようと仮装する社長の姿があった。
(秋山秀行社長)
コロナが収束してきて、訪れる人の笑顔が戻ってきた。特に、子供の笑顔。その笑顔が消えないように、一生懸命売り場を盛り上げていきたい
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