児童の減少でことし３月で閉校となる長岡市の小学校で最後の書き初め大会が行われました。
明治４５年に創立し、１００年を超える歴史がある長岡市栃尾地区の上塩小学校は児童の数が減少し、ことし３月に閉校となります。
１１日は閉校前最後の書き初め大会が行われ、全校児童２２人が参加しました。
子どもたちは書き初め大会に向けて練習を重ねてきたということで地域の人たちから筆づかいを教わりながら「希望の春」や「初売り」など新年にちなんだことばを心を込めて書いていました。
４年生のひとりは「上手に書けるよう練習をたくさんしました。上塩小学校では学年関係なく遊ぶことができみんなでドッジボールをしたのがいい思い出です。新しい学校でも友だちをつくって遊びたい」と話していました。
上塩小学校の佐々木政彦校長は「何事にも集中して取り組む子どもたちですが、今回の書き初めはさらに一生懸命やっているなと思いました。新しい友だちにも思いやりの気持ちを広げて楽しく過ごしてもらいたい」と話していました。
上塩小学校の子どもたちは４月からは栃尾東小学校に通って新しい学校生活を送ることになります。
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