12月4日、山岡農村環境改善センターで山岡町芸能文化発表会が行われました。昨年度に引き続き、コロナ禍で活動が制限される中でも子どもたちの頑張りを見せようと、山岡地域自治区運営協議会が主催となり山岡町芸能文化発表会を企画。地域の方が製作した陶芸、書道、粘土などの作品展や、山岡こども園、山岡小学校、山岡中学校の子どもたちによる発表会が行われました。
山岡こども園の遊戯と山岡小学校4年生の「よっちょれ」演舞では、訪れた約550人の観客が音楽に合わせて手を叩いて応援。一生懸命踊るわが子の姿を、カメラやスマートフォンにおさめていました。
山岡こども園園児の遊戯
山岡こども園園児の遊戯
山岡小学校4年生の「よっちょれ」
山岡中学校生徒の和太鼓
山岡中学校の生徒は、観客をもてなす呈茶と、ステージでは和太鼓と歌舞伎を披露しました。和太鼓に出演した3年生の加藤翔（しょう）さんは「本番一週間前からは、昼休みにも自主練習をしてきました。ステージに立つときはとても緊張しましたが、しっかりと叩けました」とやりきった表情を浮かべました。
歌舞伎は、恵南歌舞伎音楽教室と共演の「義太夫寿式三番叟（ぎだゆうことぶきしきさんばんそう）」と、中学生と中学校教員が出演の「糸桜本町育（いとざくらほんちょうそだち）（仲ノ町の場）」を披露。振り付けは松本団女さん、大道具は山岡歌舞伎保存会が行い、地域が一体となって歌舞伎の舞台を作り上げました。中断を入れない長いせりふも情緒を込めて見事に語り切り、ツケ打ちの音と共におひねりが飛び交いました。歌舞伎に出演した1年生の水野望花（もか）さんは「少し失敗してしまったところもありましたが、楽しく演じることができました」と笑顔で話しました。
義太夫寿式三番叟
糸桜本町育（仲ノ町の場）
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