夏の甲子園出場をかけた第106回全国高校野球選手権神奈川大会(県高野連など主催)の開会式が5日、横浜スタジアム(横浜市中区)で行われた。開会式に参加する選手らの熱中症対策で、炎天下を避けるために午後4時からスタート。出場する全168チームのベンチ入りメンバー全員が雲一つない晴天の下、元気よく入場行進した。
開会式では昨年の夏の甲子園で107年ぶりの全国制覇を果たした慶応を先頭に続々とグラウンドに入場し、声をそろえて行進した。バックネット裏を中心に、5千人を超える保護者やチームの控えメンバーらが見守り、複数校から集まった吹奏楽部約580人の演奏が式を盛り上げた。
全チームのメンバーが整列すると、慶応の加藤右悟主将が甲子園の深紅の優勝旗を披露。選手宣誓は川崎北の佃陵汰主将が行い、「一生懸命が一番かっこいいということを証明する最高に熱い夏にすることをここに誓います」と力強く宣言した。
佃さんは、チームメートと文案を練り、国語教師でもある監督に添削してもらって選手宣誓に臨んだという。「『どんなに悔しくてもずっと好きだから続けてこれた高校野球』という言葉で感情をまっすぐに表現した」と話した。
司会を務めた麻溝台のマネジャー、山口沙奈さんは入場行進では出場チーム名を読み上げた。「横浜スタジアムに自分の声が響く経験なんて得られないので、一言一言かみしめながらアナウンスした」と笑顔だった。
7日から熱戦が繰り広げられ、24日に横浜スタジアムで決勝が行われる予定。(高木克聡)
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