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Wednesday, March 20, 2024

【センバツ】父は日本ハム一筋20年の名手 飯山4兄弟から初の甲子園 母も活躍に笑顔「一生懸命、楽しんで」 - スポーツ報知

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◆第96回センバツ高校野球大会第3日 ▽1回戦 中央学院7-1耐久(20日・甲子園)

 中央学院は春夏3度目の甲子園で初勝利。立役者は正捕手の飯山成夢(なるむ・3年)だ。二塁打を含む3打数3安打1犠打に堅守、好リードと躍動。父は元日本ハム内野手で現在、同球団のプロスカウトを務める裕志氏(44)。日本ハム一筋で20年プレーし、職人として知られた父を思わせる、チームに尽くすプレーで歴史的1勝に貢献した。

 * * *

 三塁側のアルプスでは飯山の母・礼(あや)さん(46)と弟で四男の志汰(ここた)君が声援を送った。礼さんは成夢の活躍に「打てて良かったです」と安堵の表情。父との共通点に「野球に取り組む姿勢です。小さい頃から守備、走塁、打撃と何事にも一生懸命に取り組んできたので」と明かした。

 飯山家は4人兄弟。全員が野球に熱中する。兄・志夢(もとむ)は中央学院から立正大でプレーし、春から4年生。3年春に東都2部で首位打者。昨年は大学日本代表候補合宿にも招集された。成夢の双子の弟・大夢は東京の強豪・修徳で汗を流す。

 「『好きなことやっていいよ』と話したんですが、みんな野球をやっちゃいますね」と礼さん。父は内野の名手だったが「長男は外野手で成夢は捕手、大夢は投手…みんな内野手をやっていないんですよ」と笑った。

 甲子園の夢舞台に立ったのは成夢が初めてだ。「一生懸命、楽しんで欲しいです」と温かいまなざしでエールを送っていた。

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