新型コロナの影響で3年延期となった特別全国障害者スポーツ大会が28日鹿児島市で開幕し、秋篠宮ご夫妻が出席されて開会式が行われました。
新型コロナの影響で3年延期となった大会の開会式は、鹿児島市の白波スタジアムで行われ、都道府県と政令指定都市ごとに選手団が行進しました。
最後に地元の鹿児島県の選手団が入場し、会場からはひときわ大きな拍手が送られました。
そして、秋篠宮さまが「この大会がわが国の障害者スポーツの普及と振興に寄与するとともに、障害のある人々に対する理解がさらに広がることを期待いたします」などと、手話を使っておことばを述べられました。
このあと、オリンピックの聖火にあたる炬火が会場の中でリレーされ、最後は、太陽をイメージした球体の台にともされました。
最後に、鹿児島県代表で陸上の久木留清冴選手と山口乃愛選手の2人が「ここ鹿児島の地に集った仲間たちが織りなす熱く燃えるような感動が南の風に乗って、全国に広がるよう最後まで全力で競技することを誓います」と力強く宣誓しました。
大会は、30日まで卓球や水泳、そして車いすバスケットボールなど14の正式競技が行われ、およそ3300人の選手が出場します。
選手代表の宣誓を行い、陸上の100メートルなどに出場の久木留清冴選手は「練習どおりにすればいいと思い楽しみながらできました.前回大会では悔しい思いをしたので、メダルを取れるように頑張りたい」と話していました。
同じく選手宣誓を行い、陸上の100メートルなどに出場の山口乃愛選手は「最初は緊張するかと思っていたが入場した瞬間から鹿児島の応援がすごくてそこから緊張がほぐれて楽しむことができました」と話していました。
炬火の最終走者を勤め、陸上の1500メートルに出場の今吉圭三選手は「鹿児島での大会を頑張りたい」と話していました。
同じく最終走者を勤め、アーチェリーに出場の竹下明希選手は「緊張しましたが、うれしい気持ちでいっぱいです.競技を一生懸命頑張りたいです」と話していました。
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