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Thursday, August 10, 2023

南あわじ市の劇場で「淡路人形浄瑠璃」の若手による公演開催へ ... - nhk.or.jp

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南あわじ市で、伝統の「淡路人形浄瑠璃」を定期上演する劇場が若手の育成を図ろうと、今月、若手座員を中心とした公演を行うことになり、出演者らが稽古に励んでいます。

南あわじ市の「淡路人形座」が行うのは、「若手会」という特別公演です。
ふだんは、ベテランの座員がメインの役を演じますが、若手に経験を積んでもらおうと、20代と30代の座員7人が出演します。
このうち、三味線奏者の江本未夢さん(23)は、ことし4月に入座した地元出身の新人で、中学1年生から人形浄瑠璃を行う学校の部活動で三味線を始めました。
座員になってからは、照明や観客の見送りを担当していますが、今回は、八百屋の娘の恋を描いた「伊達娘恋緋鹿子火の見櫓の段」で三味線を披露します。
江本さんは、公演の合間を縫って師匠の指導を受け、お手本を聞きながら、情景が思い浮かぶ演奏にしようと、真剣な表情で練習していました。
江本さんは「この演目は、淡路人形座で何回も見てなじみのある曲で、舞台に立たせていただくのがありがたく、緊張します。感情に寄り添った音を出せるようさらに追求したい」と話していました。
師匠の鶴澤友勇さんは「すごく真面目で、指導を忘れないように一生懸命、努力しています。力がまだ弱いので、何度も弾いて鍛えていってほしい」と話していました。
若手会は、今月26日に開かれます。

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