高校の商業科の生徒らがワープロソフトや電卓計算などの技術を競う「商業教育実技競技大会」が山口市で開かれました。
山口市の西京高校で開かれた競技大会には、県内の１０の高校の商業科の生徒などおよそ１６０人が参加し、ワープロや電卓、情報処理など、６つの種目で日頃の成果を競いました。
このうち、ワープロの部は、１０分間に課題の文章をどれだけ正確に入力できるかを競うもので、生徒たちは、ブラインドタッチでキーボードをたたいて素早く文字を入力していました。
また、ビジネス計算の部の「応用計算」では、電卓やそろばんを使って、減価償却や金利などの問題を解き、正解した人が次の問題に進む勝ち残り方式で行われました。
ワープロの部に参加した西京高校３年生の杉山澪月さんは「最後の大会に向けて、部活のみんなと毎日一生懸命、練習してきました。頑張ったことは、将来の仕事にも生かせると思います」と話していました。
防府商工高校２年生の福嶌心音さんは「タイピングは苦手でしたが、練習を重ねて速くできるようになり、授業でも役立っています。変換やタイピングがさらに速くなるように、毎日練習します」と話していました。
各部門の上位入賞者は、来月から９月にかけて、種目ごとに行われる全国大会に出場します。
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