大相撲春場所に新十両として臨む、倉吉市出身の落合に、母校の鳥取城北高校から化粧まわしが贈られることになり、８日、高校でお披露目されました。
倉吉市出身で１９歳の落合は、幕下付け出しでデビューしたことし１月の初場所で７戦全勝で優勝し、昭和以降では初めて、１場所での十両昇進を果たし、春場所は西の十両１４枚目で臨みます。
母校の鳥取城北高校は落合に「十両土俵入り」の時に締める化粧まわしを贈ることになり、８日、高校でお披露目されました。
化粧まわしはスクールカラーのえんじ色を基調に、県東部の因幡地方に伝わる伝統芸能「麒麟獅子舞」の頭や、高校の相撲部のモットーである「嘘のない稽古」ということばが刺繍されています。
鳥取城北高校の石浦外喜義校長は「落合には電話で『堂々とつけて頑張れよ』と言葉をかけた。高校時代、一生懸命稽古に打ち込んできたことをこれを見るたびに思い出してもらいたい。野球界の大谷翔平選手のように、相撲界では落合と言われるようなことをやってほしい」と話していました。
化粧まわしは大阪の宮城野部屋の宿舎へ向けて８日に発送するということです。
大相撲春場所は、３月１２日に大阪府立体育会館で初日を迎えます。
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