北九州市の旦過市場で今月10日に起きた大規模な火災では、いまも現場で立ち入り規制が続いていますが、焼けた老舗の鮮魚店は市内の仕入れ先の一角を間借りして営業を続けています。
旦過市場で今月10日に起きた大規模な火災では45店舗が焼け創業117年の歴史があるという老舗の鮮魚店「吉勝」も2階建ての店舗が焼けました。
鮮魚店は火災の翌日から北九州市の中央卸売市場にある仕入れ先の一角を間借りして営業を続けています。
19日も社長や従業員たちが早朝から次々と魚をさばいて出荷していました。
鮮魚店では火災で魚のうろこを取り除く機械などが焼けたということですが従業員たちが愛用していた包丁や2メートルほどのまな板2枚は無事だったということです。
店舗があった場所は市の再整備事業の対象となるエリアで鮮魚店では元の場所で店舗を再建するのは難しいとして当面は、いまの場所から取引先に魚を届けたいとしています。
鮮魚店「吉勝」の中村真也社長は「お客さんに迷惑をかけられないという思いがあるので、まだ不慣れで困ることも多いですが一生懸命営業を続けたいと思います」と話していました。
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