安倍晋三・元首相が奈良市で街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で、逮捕された無職山上徹也容疑者(41)の母親が宗教団体に献金した総額が、1億円に上るとみられることが関係者の話でわかった。奈良県警は、多額の献金が山上容疑者の強い恨みにつながった可能性があるとみている。
宗教団体は「世界平和統一家庭連合」。1954年に韓国で「世界基督教統一神霊協会(統一教会)」として設立され、日本では2015年に名称が変更された。
捜査関係者によると、山上容疑者の母親は1998年頃、旧統一教会に入信した。その後の99年、山上容疑者の祖父から相続した土地や、山上容疑者ら子ども3人と住んでいた奈良市内の戸建て住宅を売却していた。2002年に破産宣告を受けたという。
山上容疑者は「母親は宗教活動にのめり込み、土地も(自分が知らされないまま)勝手に売却した。家庭生活がめちゃくちゃになり、(団体側を)絶対成敗しないといけないと思った」と供述している。
同連合は読売新聞の取材に、母親の献金額について「こちらから発表するものではない」としている。
からの記事と詳細 ( 旧統一教会に「土地も勝手に売却」、母親の献金1億円近く…山上容疑者は強い恨みか - 読売新聞オンライン )
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