大相撲名古屋場所(10日初日・ドルフィンズアリーナ)で3場所連続関脇として臨む若隆景が2日、東京都中央区の荒汐部屋での稽古後に報道陣の電話取材に応じ、大関昇進を期待する声に「意識は特にない。一生懸命相撲を取るだけだと思う」と冷静に話した。名古屋入りは4日以降の予定。
春場所は12勝3敗で初優勝を果たし、夏場所は後半戦で巻き返して9勝。今場所で12勝すれば、昇進の目安とされる3場所合計33勝に数字上では到達する。27歳の大関候補は「いい場所にしたいと思う。そのためには15日間、精いっぱい相撲を取ることが大事。そこに集中していく」と無欲を強調した。
若隆景の次兄で、新入幕から3場所連続勝ち越し中の若元春は自己最高位の東前頭4枚目に躍進。上位陣に挑戦できる立場となった。着実に力を付けている28歳の本格派は「ここでどういう成績を残すかが大事だと思う。派手なことはできないから、思い切っていくだけ」と気合を入れた。〔共同〕
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