9日から念願の日本語の勉強が始まりました。
降籏英捷さん、78歳。
孫のヴラジスラワさんとともに、東川町の協力で日本語学校の特別授業を受けることが決まりました。
「名前を呼ぶときは“ふりはたひでかつさん”でよろしいですか?」
⇒「はい」
「ヴラジスラワさんは少し長いので・・・」
⇒「ラダ」
手に取って見ているのは、ひらがなのテキスト。
日本語がほとんど話せないふたりは、基礎からの勉強となります。
1943年に長野県に生まれた降籏さん。
1歳のときに父が勤務する樺太で終戦を迎え、そのまま旧ソ連に残留しました。
1971年に妻の出身地のウクライナに移住しましたが、ロシアの軍事侵攻を受けて3月に旭川市に避難。
現在は旭川市内の道営住宅で生活しています。
降籏さんの希望は日本への永住帰国。
そのためにも、日常会話レベルの日本語習得を目指します。
(降籏英捷さん)「素敵な教科書でこれから頑張って日本語を勉強します」
(降籏ヴラジスラワさん)「学校でひらがなを学んだことがあったので、楽しみにしている、これから一生懸命がんばります」
この特別授業は3か月間の予定ですが、本人の希望があればさらに勉強を続けられるということです。
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