阪神4-1ヤクルト(10日、甲子園)
4連勝を飾った阪神に頼もしい新戦力が現れた。育成出身の2年目野口が「6番・右翼」で初めて先発出場メンバーに名を連ね、プロ初の適時打。「一生懸命やることだけ考えた」と充実感をにじませた。
チームは6試合連続で先制点を献上し、重苦しい空気も漂ったが、四回2死二塁で野口が奥川の直球を中前へ運ぶ同点打。第1打席は空振り三振を喫し、「しっかり切り替えて集中して打席に入ることができた」。遠慮がちに右手を挙げたスラッガーは「調子に乗りすぎたらダメと(パフォーマンスは)ちょっと控えました」と初々しかった。
長崎・創成館高から九産大を経て、育成枠で入団。昨年オフ、岡田監督に長打力を見いだされて支配下登録されると、6月28日に1軍に初昇格し、今月7日のDeNA戦でプロ初安打をマーク。確かな成長を示す23歳に、岡田監督は「期待に応える打撃をしてくれている」と目を細めた。
チームは4戦連続で逆転勝利。打線爆発とまではいかないが、新戦力の台頭が今後に期待を抱かせた。(嶋田知加子)
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