27日は10年前に静岡地方裁判所の裁判長として袴田巌さんの釈放を認める決定を出した元裁判官などが、裁判所の前で街頭活動を行い、審理が長期化しないよう再審に関する法律の改正が必要だと訴えました。
58年前の1966年に、今の静岡市清水区で一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さん(88)は、10年前の2014年3月27日に静岡地裁の決定で再審と釈放が認められました。
しかし、検察が不服を申し立て、決定は東京高裁で取り消されたため、最初に裁判のやり直しを求めてから去年、再審開始が決まるまでに40年以上かかりました。
釈放から27日で10年となるのにあわせて、再審に関する法律の改正を目指す日弁連=日本弁護士連合会は、袴田さんの再審が開かれている静岡地裁の前で街頭活動を行いました。
10年前に静岡地裁の裁判長として、袴田さんの再審と釈放を認める決定を出した元裁判官の村山浩昭さんも参加し、通りかかった人たちにパンフレットなどが入ったバッグを配りながら、審理が長期化しないよう法律を改正する必要があると訴えていました。
からの記事と詳細 ( 袴田巌さん再審 「5点の衣類」血痕の色で専門家5人に証人尋問 | NHK - nhk.or.jp )
https://ift.tt/DwfsqgU
日本
No comments:
Post a Comment