女優の夏樹陽子が6日、都内で行われた、舞台「そして誰もいなくなった」の稽古に初参加し、その後、取材に対応した。
同作はミステリー作家アガサ・クリスティーの代表作。夏樹は、先月20日に亡くなった山本陽子さんの代役として出演する。
夏樹にとって山本さんは憧れの存在で、自身の芸名を山本さんの名前にあやかったほど。「非常に大きな憧れの女優さんの山本さんの代役ということで、非常に(責任が)重く、あまりよく眠れていなかった」と明かし、「どこかで山本さんが見守ってくださっていると思うので、精いっぱいやらせていただきたい。私が一生懸命やることでご供養になれば」と思いを語った。
突然の訃報に「わけが分からなくて、まさかって思った」と吐露。「ご本人は毎日台本をごらんになっていたでしょうし、すごく楽しみにされていて、ギリギリまで出ようって張り切っていたので、ご本人が一番信じられないと思う。(山本さんとの共通の)友達は『どこかで客席で見ているんじゃない』って言っていたけど、たぶん舞台に上がってらっしゃると思う」と思いをはせた。
また、自身が19歳の時に初めて山本さんと共演した際のエピソードを披露。「山本さんは現場に入ってこられたら『皆さん、今日よろしくね〜』ってすごく明るく気さくに声をかけてくださって、“あ、なんてステキな人なんだろう”って一気にファンになった」と振り返った。二人とも車好きという共通点もあり、時を経て再会した際、「私が『10代の時に気さくに声をかけてくださって、あの頃からファンです』って言ったら、『あら、あなたも車が好きなのよね』っておっしゃてくれて、そこで話が盛り上がって、すごくうれしかった」と交流を振り返り、「本当に美しくて、華やかで、凛として、人柄がお顔に現れているなって。器の大きな方なんだなって感じた」としのんだ。
この日は主演の野村宏伸(58)も出席。「代役を引き受けてくれた夏樹さんに感謝の思いを感じている。これから1カ月間、団結して頑張ろうと思うのでよろしくお願いします」と語った。
同作は、東京・江東区文化センターで4月5日〜7日上演。
からの記事と詳細 ( 夏樹陽子、山本陽子さんの代役にプレッシャーも「一生懸命やることでご供養になれば」[2024/03/06 20:21] - テレビ朝日 )
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