１５日、福島県鏡石町のＪＲ鏡石駅前のロータリーで、１０代の男女２人が軽乗用車にはねられ１人が死亡した事故で、車は駅前の一時停止の交差点で停止せずに直進し、ロータリーに進入したとみられることがわかりました。
警察は、逮捕した７２歳のドライバーを過失運転傷害の疑いで調べています。
１５日午後４時前、福島県鏡石町のＪＲ鏡石駅前のロータリーで、自動車学校の送迎バスから降りてきた男女２人が軽乗用車にはねられる事故がありました。
はねられた２人はいずれも県外に住む１９歳で、病院に搬送されましたが、このうち埼玉県宮代町の大学１年生、星野友哉さん（１９）が死亡し、女性が意識不明の重体だということです。
警察は、軽乗用車を運転していた鏡石町本町のパート従業員、面川秀子容疑者（７２）を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
警察によりますと、駅前の交差点には一時停止の標識がありますが、付近のカメラの映像や目撃情報などから、軽乗用車は交差点を停止せずに直進してロータリーに出口から進入し、２人をはねたとみられています。
事故を目撃した人は、「車はかなりのスピードが出ていて降りてきたドライバーはアクセルとブレーキを踏み間違えてしまったと言っていた」と話していました。
警察は今後、容疑を過失運転致死傷に切り替えて詳しい状況を調べることにしています。
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