静岡県の浜名湖で17歳の高校生の遺体が見つかり、警察は殺人事件として捜査を開始しました。
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静岡・湖西市、13日午後4時頃。何かの捜索でしょうか。夕日が照らす浜名湖に、横一列になって泳ぐ捜査員とみられる姿がありました。
警察によると、遺体が見つかったのは、4日前の2月9日でした。釣り人から「釣りざおに遺体が引っかかった」との通報があり、警察が駆けつけたところ、うつぶせになった少年の遺体が湖に浮いていたといいます。
静岡県の西部、湖西市と浜松市にまたがっている浜名湖。少年の遺体は、湖西市にあるショッピングモールの裏手の湖畔で見つかったといいます。
少年は、静岡県袋井市在住の通信制の高校生、中国籍の斉藤宇川こと宋宇川さん、17歳。司法解剖の結果、死後1週間ほど経過していて、死因は溺死でした。体には複数の皮下出血があったということです。
警察は、殺人事件として捜査を開始。その後の捜査で、斉藤さんの足取りも徐々に明らかになってきました。
2月4日の午後7時頃に、斉藤さんは家族に「遊びに行く」と言って自宅を出たあと、翌日5日の未明には、浜松市内の知人の家にいたことがわかっているといいます。
しかし、その後に行方がわからなくなり、家族は7日に警察へ行方不明者届を提出。9日に湖で遺体となって発見されたということです。
斉藤さんの身に何があったのか。警察は、いじめなどの相談について、把握していないといいますが、慎重に捜査する方針です。
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