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Tuesday, January 30, 2024

桐島聡容疑者名乗る男 愛称「うっちー」「うーやん」親しまれ地域と交流 〝潜伏〟とは程遠い生活 - 産経ニュース

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桐島聡容疑者を巡る経緯

連続企業爆破事件で重要指名手配されている桐島聡容疑者(70)とみられる「内田洋(ひろし)」と名乗る男は、29日に入院先の病院で死亡したが、「うっちー」「うーやん」の愛称で、約40年間住んだ神奈川県藤沢市の街に溶け込んでいた。音楽を愛し、夏には70~80人が集まるバーベキューに参加したことも。関係者の証言から浮かび上がるのは、逮捕を逃れる〝潜伏〟とは程遠い生活だった。

「幸せにできない」

「60~70年代のブルースやロックが好きで、店で生バンドの演奏があるときはよく踊っていた」

JR藤沢駅近くの飲食店の60代の男性オーナーは、客として月に1回程度やってきた「内田」についてこう話す。

店に来るようになったのは20年ほど前。銭湯に行く途中や帰りがけが多かった。来るのはいつも一人だったが「店のスタッフやお客さんからは、『うっちー』と呼ばれて親しまれていた」。生バンドの演奏では「リズムに合わせて踊り、『イェイイェイ』とあおって演奏者や客を盛り上げていた」と明かす。

米ロックバンド「サンタナ」のライブ映像を収めたビデオテープをもらったこともある男性は「音楽には相当詳しくて、店に置いてあるギターを手に取って鳴らすこともあった」と話す。

男は建築関係の仕事をしていること以外、経歴は語らなかったが、15年ほど前、親密な女性がいて「自分は幸せにできるタイプじゃないから」と、交際を断ったことをスタッフに明かしていたという。

海岸のバーベキューに

同じく20年ほど前から「内田」が店に来ていたと話すのは、駅近くにあるバーを経営する60代男性。多い時は週に1、2回来たといい、「ほかのお客さんから『うーやん』って呼ばれて、なじみの客の一人」と話す。一度、出身地の話になったときは「岡山」と話していた。

この店でも音楽談議に花を咲かせ、持ち込んできたCDをマスターに頼んでかけてもらうことも。自ら横浜市内のライブハウスまで音楽を聴きに行っていると話していたという。

「この辺りの音楽好きが集まるような店ではかなり知られた存在だった」。以前、近くの鵠沼(くげぬま)海岸で、男性がバーベキューイベントを行ったときも、70~80人に交じって参加していた。男性は「全く『隠れている』というようなそぶりはなかった」と話す。

藤沢駅周辺の飲食店を活発に「はしご」していた男だが、新型コロナウイルス禍を機に、姿を見せなくなる。次に飛び込んできたのが、「内田」が「桐島聡」と名乗り、病院で死亡したという一連のニュースだった。

男性は「お客さんたちも『何かの間違いじゃないか』と話している。それほど穏やかな、いい人だったから」と、「内田」の死をいたんだ。(橋本昌宗)

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