元セクシー女優でタレントの成瀬心美(34)が13日、都内でデビュー15周年記念写真集「coco」(G-STYLE)の発売記念イベントを行い、開始前に取材に応じた。久々に水着姿を披露した心境、ファンに対しては「15年この名前で活動できるとは思わなかった」と感謝を口にした。
昨年9月にハワイで撮影。常夏の島で自身11年ぶりという水着姿のグラビアに挑戦した。成瀬は「素の私を楽しんでもらえたら。34歳になって、久しぶりに肌を見せたので、ちょっと大人な私を楽しんでほしい」と呼びかけた。イベントにはシックなドレス姿で登場し、上品な大人の女性を思わせた。
撮影前には準備を重ねた。「みんなが知っている私の昔の体は、23歳とか22歳の体なので、劣化したと思われないよう一生懸命エステとかジムに行きました。なんとか見せられるくらいにはしたつもりです。点数?120点!今までで一番お気に入りの写真集です」と胸を張った。最も印象に残るカットは撮影初日、最初に撮影したビキニ姿。「水着の撮影の仕方を忘れていて、下着の跡も残ったまま撮っていたんですけど、久々すぎて、すごく楽しくなっちゃった。なんかいい表情だと思います」と説明した。
成瀬は2009年にデビュー。数々の賞に輝く人気セクシー女優となったが、13年に引退。以降はタレントとして活躍を続けている。
「デビューしたときは3カ月で辞めてやるって思っていたので、まさか15年たってこの名前を使って活動できるなんて、15年たってこんな素敵な作品を撮れるとも思っていなかった。もうここまで来たら20年、25年、30年行きたい」
デビュー時の嫌悪感を克服した理由については「芸能活動をしたいとかじゃなくて、ファンの人に会える場を頑張って作りたいというのがモットーだった。今こうしてイベントを開けるだけでも嬉しい」と語った。写真集の発売日は15日なだけに「今日初めて誰かに見てもらえるので、すごくワクワクしています」と声を弾ませた。タレント活動ではラジオの仕事が好きだという。
この日のイベントは満席状態と売れ行き好調。「まだ見たいと思ってくれる人がいるんだなって思った。ちょっとこれからはどんどん脱いでいこうかな」とグラビア活動の継続を示唆。セクシー女優への復帰について問われると「全然いいんですけどね。全然いいんですけど、ちょっとファンの人が戸惑っちゃうんじゃないかと。逆に(AVを)見られないよ、ってなっちゃう気がする」と、自身の歩みを肯定するように笑い飛ばした。
成瀬を目指す後輩たちへのアドバイスを問われると「何より自分が楽しむことじゃないですか。仕事がつらいときにマネジャーさんから『どうせやるなら楽しんだ方がいいよ』と言われて、その言葉をモットーにしてきました。どんなお仕事も結構楽しくやれました」と話した。テレビ関係の仕事ではカジノ番組、町を歩くロケ番組がスタートする予定だという。
(よろず~ニュース編集部)
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