札束つかんで優勝もつかみ取る!? 日本ハム加藤豪将内野手(29)が16日、札幌市内で年末恒例つかみ取りイベントに初参加。一般参加者の“助っ人”として加わり、計150万円という大金ゲットをサポートした。事前に動画で研究する熱の入れよう。初挑戦のつかみ取りに刺激を受け、来季は「優勝パレードをつかみたい」と、チームとしての躍進を思い描いた。
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米国からの逆輸入“助っ人”が、札幌狸小路商店街を熱く盛り上げた。まずは一般参加者が1万円札76枚をつかみ、加藤豪にバトンタッチ。初挑戦で65枚をかき上げた。これで計141万円。今回は「狸小路商店街150周年記念」にちなみ、上限150万円に設定しており、残る9万円を再びかき上げ、満額に達した。
150万円ゲットをサポートし「結構、今日は楽しかったですね」と素直に喜んだ。今季は米国から日本に移り住み、生活も野球もこれまでとは違う世界を体感。今年最後のイベント参加で、大量の札束を多くの観衆の前でつかみ取るという、エキセントリックなゲームにも挑んだ。
同イベントが前回開催された19年、元日本ハム杉谷氏が史上最低の36枚に終わった動画を見て、リスク回避。「1回つかんだあとにもう1回いくみたいな感じ」とイメトレも万全だった。「新しいことをやるのが好き。日本に来て新しいものばかりなんですけど、こればかりは経験できる人はいない。貴重な経験。来年もやりたい」と、笑顔で振り返った。
当然、札束をつかんだだけでは、終われない。会場が、かつて優勝パレードを行った札幌駅前通りに近かったこともあり「優勝パレードをつかみたい。来年のゴールはそれ。次は(パレードは)北広島かもしれないですけど、パレードをしたい」。来季は札束だけでなく、野球でもファンのハートをわしづかみする。
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