北朝鮮は、核弾頭を搭載できるさまざまな種類のミサイル開発を進めようと、発射を繰り返してきました。
ことし1月から3月にかけては、いずれもICBM=大陸間弾道ミサイル級の「火星15型」や「火星17型」、それに短距離弾道ミサイルなどを繰り返し発射しました。
4月には、従来の液体燃料式よりも迅速に発射できる、固体燃料式の新型ICBM「火星18型」の初めての発射実験を行ったと発表し、6月には短距離弾道ミサイルを発射しました。
また7月は「火星18型」の2回目となる発射実験を行い、その後も短距離弾道ミサイルや巡航ミサイルの発射を繰り返しました。
8月は、海軍の艦船から戦略巡航ミサイルを発射する訓練を行ったと、21日に発表したのに続き、30日には、短距離弾道ミサイル2発を日本海に向けて発射しています。
そして今月2日には、朝鮮半島西側の黄海に向けて巡航ミサイル2発を発射していました。
北朝鮮はこのほか、8月24日に軍事偵察衛星の2回目の打ち上げを試みて、失敗しています。
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