北上市の子どもたちが、この夏、自分たちで育てて収穫した枝豆を地域の人たちに販売しました。
北上市立南小学校の特別支援学級の子どもたちは６月に近くの畑に枝豆の種をまき、水やりなどの世話をしてきました。
３１日は１年生から６年生まであわせて２２人の児童が、学校近くの金融機関の駐車場で収穫したばかりの枝付きの枝豆や袋入りの枝豆、あわせて７０点ほどを販売しました。
子どもたちはこれまでも農作物を育てていましたが、地域の人たちに販売するのは初めてだということで、元気いっぱいに「いらっしゃいませ」とか「ありがとうございました」などと訪れた人たちに声をかけていました。
お客さんの中には１人で１０点も買い求める人もいて、販売開始から３０分で完売し、子どもたちもうれしそうに初めての販売体験を楽しんでいました。
売上金は子どもたちの買い物体験など校外活動のバス代などに使用するということです。
訪れた４０代の女性は「子どもたちがいつも一生懸命頑張っているのを見て買い求めました」と話していました。
販売体験した６年生の児童は「買ってもらえて嬉しかったです。枝豆は笑顔で食べて欲しいです」と話していました。
また３年生の児童の父親は「子どもが元気に枝豆を販売してうれしかった。私もゆでたり、枝豆ご飯にしたりして食べます」と話していました。
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