星乃勇介
五ケ瀬ワイナリー(宮崎県五ケ瀬町)で、新酒の仕込みが始まった。関係者約20人が参列し、ブドウを搾る機械に玉串を捧げ、拝礼して、作業の安全を祈った。今年は昨年並みの、720ミリリットル換算で約6万本の出荷を見込む。
工場には早朝から、ブドウが続々と運び込まれていた。生産課主任の花田政人さん(61)は「農家が一生懸命育てたもの。しっかり醸(かも)していきたい」。代表品種「キャンベルアーリー」は10月中旬の発売だ。
ワイナリーによると、今年のブドウは梅雨前には好天に恵まれ順調に育ったが、8月に入り長雨と台風で生育に影響が出た。このため、農家ときめ細かく話し合い、出荷時期を見極めてきたという。
搾り始める8月25日の前日に落雷で停電が発生。機械の調整が必要になった。安全祈念の神事では、小迫幸弘町長が「安全に気をつけて造って欲しい」と話した。(星乃勇介)
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