28日午後、愛知県西尾市の工場を兼ねた倉庫で発生した火事は、29日未明、発生からおよそ10時間半後にほぼ消し止められました。
けが人はいないということで、警察は火事の詳しい原因を調べることにしています。
28日午後2時半ごろ、愛知県西尾市下町七長にある工場を兼ねた倉庫で「煙が出ている」と従業員から消防に通報がありました。
弱まった火が数時間後にふたたび大きくなるなどして、消火活動が長引いていましたが、火災の発生からおよそ10時間半後の29日午前1時ごろ火はほぼ消し止められました。
警察と消防によりますとけが人はいないということです。
現場は名鉄西尾線の西尾駅から2キロほど離れた住宅などが建ち並ぶ地域で、すぐ隣にガソリンスタンドがあることから一時、警察が、避難を呼びかけるなど、周辺の住民に影響が出ました。
警察によりますと、現場は鉄骨3階建ての建物で倉庫部分には「FRP」=繊維強化プラスチックなどが置かれていたということで、警察は火事の原因を詳しく調べることにしています。
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