大相撲名古屋場所で、埼玉県所沢市出身で平幕の北勝富士が優勝争いを繰り広げています。
地元では市民が集まって声援を送りました。
大相撲名古屋場所は１３日目を終わって優勝争いは２敗の北勝富士が単独トップで、２２日の結果次第で初優勝が決まります。
北勝富士の出身地、所沢市では市役所におよそ６０人が集まりテレビの中継を見ながら、北勝富士の名前や似顔絵が入ったうちわを振って、声援を送りました。
北勝富士は星の差１つで追う伯桜鵬と対戦し、物言いがついた末に敗れて、優勝決定は２３日の千秋楽に持ち越しとなりました。
応援していた人の中は、頭を抱えて残念がっている人もいました。
会場を訪れた北勝富士の祖母の中村保子さんは「残念だったけれど一生懸命頑張りました。ドキドキするのであすはテレビを見られないかもしれません」と話していました。
北勝富士の姉の小澤江里さんは「きょうは祈るだけでした。勝ってほしかったです。あす、また頑張ってほしい」と話していました。
所沢市では千秋楽の２３日も、市役所で応援の催しを開くことにしています。
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