(第105回全国高校野球選手権記念滋賀大会)
高校野球の滋賀大会はベスト16が出そろった。集大成の夏、監督たちは選手に力を出し切ってもらおうと、言葉を尽くして鼓舞している。記者が開幕前に取材した中で、印象に残った言葉を紹介する。社会人として、思わず、うなずいてしまうことも。
昨秋の県大会を制し、春の選抜大会に出場した彦根総合。5月26日にあった練習試合の後、宮崎裕也監督はチームの「柱」について選手たちに語った。
「『鬼滅の刃』やないけど、柱なくして鬼を倒せるか」。昨夏の滋賀大会を制した近江には、山田陽翔選手(現西武)という柱があったとし、「いまのチームに必要なのは投打の柱。(監督に)作られた柱じゃなくて、自然とできた柱は強い」と説いた。
最速140キロ超のエース山田幹太主将を擁する彦根東(1回戦で敗退)。6月13日の練習後、松林基之監督は一つ一つのプレーを一生懸命やることの大切さを伝えた。
「全員がベンチに入ることはない」としたうえで、「一生懸命走って、アウトになっても誰もなじらない。1年生からやってきたことを総点検して、最後はビシッとできたと思えるようにしてほしい」。日が沈んだグラウンドで選手に語りかけた。
米原は6月10日の練習試合…
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