また、両陛下は、およそ7万本あったと言われる松原の中で、津波に耐えて唯一残った「奇跡の一本松」を視察されました。
説明をした陸前高田市長によりますと、両陛下は「大きいですね」と松を見上げられたということです。
天皇陛下は「高田松原はどのくらいの広さでしたか」と質問をされ、皇后さまは「どうしてこの一本松が残ったのでしょうね」と述べられたということです。
このあと、両陛下は「東日本大震災津波伝承館」で、被災した消防車や津波の歴史の展示などを見て、語り部として活動する女性らと懇談されました。
両陛下が、東日本大震災で大きな被害を受けた被災地を直接訪問されるのは即位後、初めてで、4日は、午前中、大船渡市で、震災後も仮設商店街で営業してきた店舗が入る商業施設を視察し、午後から陸前高田市で行われる全国植樹祭の式典に出席されることになっています。
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