福岡県柳川市のハリウッドワールド美容専門学校で男子生徒4人がやけどをし、うち18歳の1人が死亡したバーベキュー事故をめぐり、17日に非公開で行われた保護者説明会で、古賀英次理事長(64)が引責辞任する考えを示したことが18日、学校側への取材で分かった。
学校側は取材に「事故の原因究明など理事長としての責任を全うした後、辞任する方針」だと回答した。23日には第三者委員会を設置し、事故の経緯などを調査する予定だという。
事故は5月24日昼ごろ、生徒ら約500人が参加したバーベキューで発生。学校側によると、古賀理事長が複数のバーベキュー用器具の炭に消毒用アルコールを加えた後、うち1台で火が弱まったため、20代男性教員が追加すると激しく炎上し、近くにいた生徒たちの服に燃え移った。
県警柳川署が業務上過失致死傷の疑いで捜査している。
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