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Tuesday, April 11, 2023

活躍する大東人100周年記念スペシャル #12 髙木 聖雨 さん ... - 大東文化大学

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──ご卒業後、大東文化大学書道学科教授を務められましたが、学生との関わりのなかで印象に残っている出来事はありますか?

髙木:印象に残る出来事は色々ありますが、書道を通じて勉学への探求心やコミュニケーション能力、礼儀などを学び、人間的に成長していく学生を見ることができたことはとても嬉しく、強く印象に残っております。また、学生たちの書道の上達を見ることができたのも嬉しいものでした。入学時あまり上手くなかった学生が4年間で一生懸命学び、卒展で立派な作品を仕上げたときは教員冥利に尽きるなと思いました。大東の教壇で感じた若い人のエネルギーと成長は、私にとってかけがえのないものとなっております。

──作品に取り組むうえで大切にしていることは何ですか?

髙木:年齢によって大切にしていることは変化していますが、最近は余白について強く意識しています。書道は筆線の黒と余白から成る芸術です。筆線の強弱、潤渇、太細、運筆の遅速が文字の姿を形作り、余白が作品全体の貌を左右します。作品構成においては、黒と白が紙面上でバランスよく配置されることが理想的だと考えております。いつまで経ってもゴールの見えない道ですが、今後も鍛錬を怠らず、いいなと思っていただける作品を作りたいと思います。

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