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写真はイメージです Photo:PIXTA
成果を出し続けている人を見て「あの人だからできた」と、思ったことはないだろうか。しかし、これは間違いだ。実は、成功したり結果を出す人ほど「あること」に一生懸命取り組んでいる。(キャスター取締役 石倉秀明)
成功者には「共通点」がある
昨日ビリギャルこと小林さやかさんの新刊が届いたので一気に読んだ。
文中で恩師の坪田信貴先生の印象的な言葉があった。小林さんが1日15時間勉強を続けていたときのことだ。
「いまこんなに頑張ってるけど、合格したら『もともと頭が良かったから』とか『環境が良かった』と言ってくるよ。そしてもし不合格だったら『ほら見たことか』『やっぱり無理だったんだ』と言う。どちらにせよ人は結果しか見ないで好き勝手なことを言ってくる。でも大事なのはここまで毎日努力できている、頑張れているという事実であって、それは結果にかかわらずすごく尊いことだよ」
これはビジネスの世界でもよくある話だと思った。
誰かが何かを成し遂げたときに「あの人だからできた」「もともと優秀だし」「もともと人脈すごいし」といって成功したことを当然のように考えてしまう。
そう考えることで自分がうまくいかないときへの言い訳にもなるし、自分が同じことにチャレンジしない理由としても妥当な気がしてしまう。
ただ、少なからず私が見てきた中で「その人だから何もせずにうまくいく」ことはほぼない。というか見たことはない。
実は、成果を残し続ける人ほど「あること」に一生懸命取り組んでいる。
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