日本を訪れているドイツのショルツ首相は「両国の協力関係は新たなレベルに入った」と述べ、経済安全保障分野の取り組みで日本と連携を進め、レアアースなどの重要な資源で中国に依存する状態からの脱却を進めることに期待感を示しました。
ドイツのショルツ首相は18日、岸田総理大臣と首脳会談を行ったほか、日本との間で初めてとなる閣僚も交えた政府間協議を行いました。
ショルツ首相は岸田総理大臣との共同記者会見で、レアアースなどの重要な資源や貿易で中国に依存していることを念頭に「重要な分野で特定の国への依存が高すぎると問題が起きるということを自覚した。ドイツは依存を減らし、経済の弾力性を高めたい」と述べました。
そして「日本の経済安全保障のコンセプトが、ドイツにとってよい手引きになると思う。両国の協力関係は新たなレベルに入った」と述べ、経済安全保障分野の取り組みで連携を進め、中国に依存する状態からの脱却を進めることに期待感を示しました。
一方、ショルツ首相は、ICC=国際刑事裁判所がロシアのプーチン大統領に戦争犯罪の疑いで、逮捕状を出したことについて「ICCは、戦争犯罪を捜査するふさわしい機関だ。誰も法を超越することはできない」と述べ、戦争犯罪の捜査を進めるICCの活動を評価しました。
からの記事と詳細 ( 独ショルツ首相 経済安保で日本と連携 中国依存脱却に期待感 - nhk.or.jp )
https://ift.tt/oX87Tuf
日本
No comments:
Post a Comment