センバツ高校野球、大会3日目の第1試合、社高校は、長崎の海星高校に1対5で敗れました。
社高校は、2点を追う4回に、キャプテンの隈翼選手のタイムリーヒットで、一時、1点差に迫りましたが、5回以降はヒット1本に抑えられ、初戦突破はなりませんでした。
【山本監督 “悔しい気持ちは大きな財産”】
社高校の山本巧監督は「自分たちのペースで展開し、チャンスを作る場面は何回かありましたが、最後あと一本がきょうは出ませんでした」と試合を振り返りました。
また、「悔しい気持ちは、選手たちにとって大きな財産になったと思います。すぐ反省して課題を見つけ、夏の大会で勝ちきれるよう練習していきたい」と意気込みを語りました。
【隈主将 “あと1本が出なかった”】
社のキャプテン、隈翼選手は「追う展開になってチャンスを作ってはいましたが、あと1本が出ませんでした。守備の場面でもピンチをしのいでいましたが、リズムをつかみきれませんでした」と試合を振り返りました。
そして、「打席に入ったときの大きな声援に勇気づけられました。夏もまた応援してもらえるように、しっかり課題を克服し、社の強くなった姿を見せたいです」と話していました。
【地元 加東市ではパブリック・ビューイング】
20日の第1試合に出場した社高校の選手たちを応援しようと、地元・加東市では、パブリック・ビューイングが行われました。
社高校は、長崎の海星高校に敗れましたが、地元の人たちが声援を送って選手たちの健闘をたたえていました。
加東市役所に隣接する公民館に設けられたパブリック・ビューイングの会場には、地元の人などおよそ10人が集まって観戦しました。
会場に集まった人は、一生懸命にプレーする社高校の選手に向かって、手に持ったメガホンをたたいて、スクリーン越しに応援しました。
そして、2点差を追う4回に、キャプテンの隈翼選手のタイムリーヒットで1点差に迫ると、会場では、この日一番の歓声が起きていました。
観戦した40代の女性は「結果は負けてしまいましたが、自分たちのプレーをやりきった選手たちが誇らしかったです。とてもさわやかで、力をもらいました。選手たちにはありがとうと伝えたいです」と話していました。
60代の男性は「社高校の選手たちは、一生懸命頑張っていたと思います。夏の大会があるので、また1つ1つ勝ち上がってくれることを期待しています」と話していました。
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