モバイル社会研究所が実施した調査によると、2018年から22年までの4年間で60~70代のSNS(LINE・フェイスブック・ツイッター・インスタグラム)の利用率は4倍に増加。60代で8割、70代も5割を超える。共通の趣味を持つ友人知人とのやりとりや近況報告、情報収集、情報発信とさまざまな場面で重宝するSNS。だが便利な半面、付き合い方が難しい側面もある。
不用意なひとことがきっかけで人間関係がぎくしゃくしたり、返信ペースの違いでイライラしたりされたり……。中高年が無理なく、ストレスなくSNSと付き合うためにはどうすればいいのだろうか。
新刊『無理をしない快感』(KADOKAWA)が話題のコラムニスト・石原壮一郎さん(コラムニスト)に聞いた。
「ツイッターにせよフェイスブックにせよインスタグラムにせよ、いわゆるSNSは一生懸命にがんばってやればやるほど、自分に無理を強いることになります。自分を盛って(=大きく見せて)〝なりたい自分〟を疑似体験させてくれるのがSNSのありがたいところであり、怖いところです」
無理に自分を盛らなければ、いろいろな人とつながる楽しさを手軽に味わえ、連絡をとりたい相手に気軽に連絡をとれて便利。ちょっとした暇つぶしもしやすく、人生を適度に盛り上げてくれる格好のツールとなる。
「やっかいなのはSNSではなく、つい自分を盛ってしまう自分自身です。背伸びした自分を見せても疲れるだけ。しかも、つながっている相手からすれば『無理してるなあ』と感じることはあっても、『なんて素敵な人だろう』と思うことはまずないでしょう」
からの記事と詳細 ( 【定年後 難民にならない生き方】70代でも5割を超えるSNS ... - ZAKZAK )
https://ift.tt/Ze1f45K
No comments:
Post a Comment