岐阜市で障害のある人たちが手がけたアート作品の展示が行われています。
この作品展は１２月３日から始まった「障害者週間」にあわせて岐阜市などが開いているものです。
会場のＪＲ岐阜駅に隣接する「ハートフルスクエアーＧ」には書や絵画、手工芸など岐阜市などに住む障害のある人たちが手がけたアート作品、３４８点が展示されています。
このうち、県立岐阜本巣特別支援学校の水野翔斗さんの絵画「僕の好きな樽見鉄道」は青空のもと、草の生い茂る中を鮮やかな青い色の列車が走る様子が無数の点を重ねて描かれています。
また、障害者福祉施設を利用する堀慎哉さんの絵画「毎日神様仏様」は堀さんが毎日１枚は描くという絵の中から６５枚を選んで展示したもので、一つ一つの表情が赤や緑など色鮮やかな色彩を用いて豊かに、そして力強く描かれています。
作品を見ていた７０代の女性は「どれも個性のあふれる作品で、思わず足を止めて見入っていました」と話していました。
岐阜市障がい福祉課の泉谷徹係長は「作品から一生懸命作ったことが伝わると思うのでぜひ多くの方に見てもらいいいところを見つけてほしいです」と話していました。
この作品展は１２月１１日まで開かれています。
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