甲州市の小学生が丹精して育てた鉢植えの菊が開花の時期を迎え、日頃の感謝の気持ちを込めて、子どもたちから地域の人たちに贈られました。
甲州市の市立東雲小学校では、６年生の児童が授業の一環として鉢植えの菊を栽培していて、毎年この時期に地域の人たちにプレゼントしています。
４日は、一生懸命に育て続け、まもなく満開を迎えるおよそ３０鉢に感謝のメッセージを添えるとリヤカーに乗せて学校を出発しました。
そして、学校の近くにある郵便局に到着した子どもたちは「私たちが大切に育てた菊です。ぜひ受けってください」と伝え、菊を贈りました。
東雲郵便局の水上裕美課長代理は「枯らさないように水をあげたいです。きれいな花が咲くのを楽しみにしています」と話していました。
菊の鉢植えをプレゼントした児童は「すごく喜んでくれました。大事に育てると言ってくれてよかったです」と話していました。
学校によりますと、４日贈られた菊はおおむね来週中には見ごろを迎えるということです。
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