佐賀市出身で、8年以上にわたって官僚トップの内閣官房副長官を務めた古川貞二郎氏の告別式が22日、佐賀市で行われ、参列した人たちが別れを惜しみました。
佐賀市大和町出身の古川貞二郎氏は、九州大学を卒業後、長崎県庁や旧厚生省などを経て、平成7年に当時の村山内閣で官僚トップである事務担当の内閣官房副長官に就任しました。
その後、平成15年に退任するまで、橋本内閣、小渕内閣、森内閣、小泉内閣と5人の総理大臣のもとで歴代2位の8年7か月にわたって激動の時代の政権運営を事務方トップとして支えました。
古川氏は先月5日、87歳で亡くなり、22日、地元の佐賀市で告別式が行われ、親族や関係者などおよそ200人が参列しました。
官僚として後輩にあたる山口知事は「あるべき理想の姿を追い続け、信念を持って取り組んだ方だった」と弔辞を読み上げました。
また妻の古川理津子さんは、貞二郎氏について「『自分の能力以上の仕事ができた。一生懸命やっていると誰かが助けてくれた』とよく話していた」と振り返りました。
参列した人たちは古川氏の実直な人柄をしのび、別れを惜しんでいました。
からの記事と詳細 ( 佐賀市出身 古川貞二郎氏 地元で告別式 8年以上官僚トップ|NHK 佐賀県のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/YtSeR5X
No comments:
Post a Comment