２６日、道内では新たに５５７２人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。１日の新規感染者数は、２日連続で５０００人を超える急激な増加となっていて、道などは換気の徹底などの基本的な感染対策を行うよう改めて呼びかけています。
２６日、道内で発表された新規感染者数は、▼道が２７７１人、▼札幌市が１９１８人、▼旭川市が５６７人、▼函館市が１９９人、▼小樽市が１１７人の合わせて５５７２人となっています。
このうち道が発表した感染者数を医療機関の所在地別にみますと、▼オホーツク地方が４１４人、▼石狩地方が３６１人、▼十勝地方が３４１人、▼胆振地方が２４０人、▼空知地方が２２２人、▼釧路地方が１９７人、▼上川地方が１８９人、▼宗谷地方が１０５人、▼後志地方が９１人、▼渡島地方が６６人、▼根室地方が５８人、▼日高地方が４４人、▼留萌地方が２７人、▼桧山地方が１７人、それに▼道の陽性者登録センターが３９９人となっています。
１日の新規感染者数は２日連続で５０００人を超える急激な増加となっていて、道などは換気の徹底などの基本的な感染対策を行うよう改めて呼びかけています。
一方、これまでに感染が確認されていた人のうち、６人の死亡が発表されました。
▼道が発表したのは７０代の男性１人、８０代の男性１人、それに年代・性別非公表の１人です。
▼小樽市が性別非公表の８０代の２人、▼旭川市が９０歳以上の男性１人の死亡を発表しました。
これで道内の感染者は札幌市ののべ３６万１８４１人を含むのべ８１万６６８５人となり、亡くなった人は２７０２人となりました。
【指標で見る道内感染状況】
２６日時点の道内の感染状況について、新型コロナウイルス対策を検討するためのレベル分類の指標に基づいて見ていきます。
《全道》
全道では▼病床使用率が２５.９％、▼重症者の病床使用率は２.４％、▼人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は４８６.３人となっています。
《札幌市》
札幌市では▼病床使用率が３１.２％、▼重症者の病床使用率は４.１％、▼人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は４４８.４人となっています。
《札幌市を除く地域》
札幌市を除く地域では▼病床使用率が２３.４％、▼重症者の病床使用率は１.３％、▼人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は５０９.４人となっています。
《前週比》
▼人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は、前の週と比べて▽札幌市が１.２５倍、▽全道が１.２２倍、▽札幌市を除く地域が１.２０倍となり、いずれも１倍を超えています。
《まとめ》
▼病床使用率は、▽全道、▽札幌市、▽札幌市を除く地域ともにレベル「２」の指標の「２０％」を超えています。
また、▼人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は、▽全道、▽札幌市、▽札幌市を除く地域ともにレベル「２」の指標を大幅に超えています。
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