アカウミガメの保護に取り組んでいる室戸市の小学生が、卵からふ化させた子ガメを海に放流しました。
室戸市の元小学校では近くの海岸に産卵にやってくるアカウミガメの卵を人工的にふ化させて放流する保護活動を昭和40年ごろから続けています。
ことしも6月下旬から小学校のふ化場で育てられた52匹の子ガメが体長7センチほどに育ち、2日、児童8人で海に帰しました。
子どもたちが子ガメを砂浜の上に置くと、子ガメは、海に向かって元気よく歩き始め、波に押し返されながらも小さな体を懸命に動かして海に帰っていきました。
子どもたちは、「台風に負けないように大きくなってほしいです」とか「1匹でも多く帰って来てほしいと思いながら海に帰しました」と話していました。
3年生と4年生の担任を務める松田紘昴教諭は、「初めてウミガメの放流に参加しましたが、一生懸命に海に戻ろうとする姿に感動しました。ウミガメのことを中心に室戸の海や環境、それに生き物などに広げて勉強していきたいと思います」と話していました。
からの記事と詳細 ( アカウミガメの子ガメ52匹 小学生が放流 室戸市|NHK 高知県のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/B98jopD
No comments:
Post a Comment