私は、第三者委員会が一生懸命でなかったとは全く思わないし、学校や教員や市教委を庇おうとしていたとも全く思いません。法律家としての正義感に従い尽力されたものと推察します。
ただ、最後までプライドや権威に終始し、一歩下がって市民目線でご遺族の想いに立った真摯かつ必要な対応をすることができなかった、というのが正直な印象です。大津市では会合毎に必ず委員長自ら記者会見し公表していたこととの最大の相違でした。
また、あまりにも、ご遺族のみならず、市民感情やメディア対応を軽視しすぎたのではないでしょうか。そして、最後の最後で「日和って」しまったのではないでしょうか。それが仮にご遺族側のためであったとしても、見えすいた薄ぺらい保身なのか何だかよくわからない駆け引きにはしってしまったように見える最大のミスを犯したように私には感じます。
彼らの役割は終了しました。
今後の再調査の対象は、現調査委員会の調査の当否にも及びます。現調査委員会委員への聴取も開始されるでしょう。この問題を徒に引き伸ばし旭川市の社会的評価低下を長期にわたり継続拡大させた責任と、正義と真実発見に固執するあまりご遺族心情を軽視してしまった過失は、私見では、残念ながら、多分、認定されることになるのでないかと考えられます。
本件事件の真相究明と、これに基づく再発防止策策定に向けて、今後の旭川市の静かな怒りと真摯な対応に期待して頂きたいと、現場で闘う者として考えています。
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