東京パラリンピックの開幕から24日で1年となるのに合わせて、都内で記念のイベントが開かれ、車いすバスケットボールの日本代表がエキシビションマッチを行いました。
東京パラリンピックの車いすバスケットボールの会場となった東京・江東区の有明アリーナでは開幕から1年を記念してイベントが開かれました。
イベントでは車いすバスケットボールのエキシビションマッチで女子の日本代表がスペインと対戦し、東京パラリンピックでは原則、無観客だった会場にきょうは大勢のファンが詰めかけました。
試合は、キャプテンの北田千尋選手が得意のリバウンドやシュートを決めて得点を重ねる活躍を見せると、白熱したプレーに会場から大きな拍手が送られました。
北田選手は試合後「1年前に見たかった光景の中で気持ちよくプレーできました。自分たちが一生懸命、楽しんでプレーする姿を見せることで、パラスポーツに興味を持ってくれると思うので一生懸命プレーしたい」と話していました。
会場ではこのあと、車いすバスケットボールの体験会が開かれ、参加した地元の小中学生、あわせておよそ60人が日本とスペインの代表選手と交流しました。
子どもたちが選手から競技用の車いすの乗り方やボールを扱うコツなどの指導を受けたあと、実戦形式で試合を行われ、パスをつなげられないなど苦戦する様子も見られましたが、一生懸命ボールを追いかけていました。
小学4年生の女子児童は「車いすでターンするのは難しかったですがすごく楽しかったです。選手たちが頑張っている姿を近くで見て、応援したくなりました」と話していました。
そして、記念のセレモニーが行われ、東京都の小池知事が「ハードとソフトの両面でバリアフリーが進み、共生社会へと一歩前へ踏み出しました。きょうを新たな契機としてパラスポーツムーブメントを一層発展させていきたい」と述べました。
続いて、JPC=日本パラリンピック委員会の森和之会長が「ジャパンパラリンピックデー」の制定から1年を記念して、引き続き、パラスポーツの普及を進めていく考えを示しました。
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