米大リーグ、ブルージェイズの菊池雄星投手(31)が本拠地エンゼルス戦に、6点を追う九回2死満塁から6番手で投げ、打者1人を空振り三振に仕留めた。ブ軍移籍1年目の今季は先発として20試合に先発したが、4勝7敗、防御率5・25と不振。制球に苦しみ17日(日本時間18日)、球団が先発から中継ぎに配置転換することを明らかにしていた。救援になってからここまで4試合で5回を投げ2本塁打を含む4安打4失点10三振。今季シーズンは残り36試合、先発復帰を目指す左腕は「何かいいきっかけだったり、勉強しながら自信を深めて、また数字も残して、先発のチャンスをつかめるように頑張りたい」と気持ちを込めて語った。一問一答は以下の通り。
──エンゼルスとの3連戦で2試合登板、落ち着いて投球している印象だが
「(中継ぎは)慣れない中ですけど、自分の仕事、与えられた仕事をしっかり務めるというところで、一生懸命にやっている感じですね」
──先発に戻っていく過程の調整になるか
「やはりいつか戻りたいっていう気持ちも個人的に持っていますし、チームとしてもそういう言葉を掛けていただいているので、何かいいきっかけだったり、勉強しながら自信を深めて、また数字も残して、先発のチャンスをつかめるように頑張りたいと思っています」
──きょうは2死満塁からの登板で結果を出した
「点差もありましたし、緊張感というところは全然また違ったものがありますけど、2アウト満塁というところで出て行くこと、それで抑えていくことでしか得られない自信とか、リリーフとしてのスキルも得られると思うので、今日は本当に良かったと思います」
──26日(同27日)には大谷と今季2度目の対戦したが
「そういう質問をされるのは342回目くらいなので。(笑顔)」
──先発に戻るまでに伸ばしたい点
「やはりストライクですね。ストライクのゾーンの中で勝負することが今年は本当に大きな課題でしたし、配球面も含めてちょっと見直していかないといけないところがあったので。そういう意味では、前回の試合と、今回の試合とスライダーを少し多く使ったりすることで、打者の反応も変わってくるので、そういうところもチームと話し合いながらやっていっていますね」
──メカニック的な部分は修正しているか
「メカニックの部分は特に大きく変えていないですけど、やはりボールの使い方も含めたところですかね」
──ブルペンでの投球練習などで、数をこなして調子を上げていくか
「そうですね、やはり中継ぎの短いイニングで1球目から全力でいく、そういう投球を心がけることで、もしかしたら先発にも生きてくるかもしれませんし。今までそういう経験をして修正してきた先発投手もチーム内に多いので。まだ始まったばかりですけど、そういうきっかけも今後の野球人生に生きるんじゃないかとプラスに捉えてやっていますね」
──仙台育英が東北勢で甲子園初制覇した
「やはり率直にうれしいですよね。やはりリミッターというか、東北が一昔前というか、僕らのもっと前は、野球はちょっとというイメージがありましたし。それが少しずつ変わっていって、今回優勝ということで、やはり東北出身の僕らもそうですし、そういう高校生たちが活躍、結果を出すことで東北の、僕も小さいころにそうでしたけど、刺激を受けて自分の可能性を伸ばしていけるマインドになっていくと思うので、そういういいきっかけにこれからなっていくと思うし、これに続いて他の県もぼんぼん優勝するチームが出てくると、と思いますけどね」
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