ラグビー・関東大学春季交流大会(19日、日野市帝京大グラウンドほか)最上位のA組は帝京大が東海大から9トライを奪い、59-21で快勝。この両校と日大を66-43で下した明大が4勝1敗で並び、勝ち点20の帝京大が3年ぶり8度目の優勝を果たした。東海大と明大は勝ち点18で、当該対戦で勝っている東海大が2位、明大が3位、2勝3敗で勝ち点11の早大が4位となった。
開始10分で東海大に2トライを許し、0-14とリードされてから、帝京大が大学王者らしさを発揮した。フィジー、トンガの外国選手3人がFWにいる東海大を、スクラムやラインアウトからのモールで圧倒。PR上杉の連続トライなどで19-14と逆転し、後半は6トライで突き放した。
全国大学選手権9連覇の金字塔を打ち立てた岩出雅之前監督(64)の後を受け、今季就任した相馬朋和監督(45)にとって、これが初タイトル。「学生が一生懸命やった結果です」と控えめに喜んだ。
新型コロナウイルスの影響で2戦が不戦勝となり、実質的な大会初戦だった5月29日の明大戦(静岡)で、自慢のFWが後手を踏み26-35で黒星。日本代表PRとして24キャップの監督自らスクラムを鍛え直した。CTB松山主将は「春の最後の試合。攻撃でも守備でも、自分たちのやりたいことができた」と手応えを口にした。
夏の菅平合宿中の8月末に予定している明大戦で「リベンジしたい」と相馬監督。雪辱を果たして、大学選手権V2にスイッチを入れる。(田中浩)
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