秋篠宮ご夫妻は20日、天皇の代替わり関連行事で伊勢神宮に参拝するため三重県伊勢市に入られた。新型コロナウイルス禍の影響で、ご夫妻そろっての地方訪問は2年3か月ぶり。感染対策を徹底するため、鉄道は利用せず、初日は伊勢市までの約480キロの道のりを6時間かけて車で移動する異例の旅路となった。
訪問は3泊4日の日程で、皇祖・
宮内庁は、「立皇嗣の礼」(2020年11月)の後、なるべく早く参拝する方向で日程調整したが、その度に感染拡大で断念していた。今回は専門家に相談し、感染対策を徹底すれば訪問は可能と判断した。
最も懸念されるのは、歓迎する人たちが駅頭や沿道に密集してしまうこと。これを防ぐため、同庁は秋篠宮ご夫妻と相談し、帰りの大阪―羽田間の空路を除き、約800キロの行程をすべて車で移動されることに決めた。
現地では、ご夫妻の車の移動情報を事前に地域住民に知らせず、車列もサイドカーなどが随行する儀式用ではなく、目立たないようふだんの車列で移動される。出発前には、ご夫妻と同行する職員全員がPCR検査を受けた。
この日、ご夫妻は午前8時半頃、東京・元赤坂の宮邸を車で出発。名古屋市のホテルで昼食をとり、午後5時頃、宿泊先の伊勢神宮の内宮に到着された。内宮内では車の窓を開け、距離をとって出迎えた約100人の神宮職員ら一人一人に会釈された。神宮への参拝は21日に行われる。
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