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Sunday, April 17, 2022

巨人の新外国人ウォーカー、適応に「一生懸命」…原監督「本当の意味で途上の選手」 - 読売新聞オンライン

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 巨人が連敗を2で止めた。四回に新外国人ウォーカーの3ランで逆転した。新人の赤星優志(日大)が七回途中1失点で2勝目。阪神は打線がつながらなかった。

     ◇

 外野手が早々に追うのをやめるほど、特大の一発だった。ドレッドヘアをなびかせ、ダイヤモンドを一周した巨人のウォーカーが、本塁付近で迎えた坂本、丸とハイタッチ。四回、来日1号となる逆転3ランで、チームに3試合ぶりの勝利をもたらした。

 直近2戦をいずれも1得点で落とし、この日も阪神のガンケルに三回まで1安打と苦しむ中、1点を追う四回に打線がつながった。先頭の坂本が右前打を放ち、二死後に丸が四球を選んで一、二塁。初の6番に入ったウォーカーが内角の速球を強振すると、打球は左中間席に突き刺さった。

 今季そろって加入したポランコと同い年の30歳。米マイナーリーグで通算143本塁打を放ち、昨季まで米独立リーグで2年連続MVPに輝いた実績を持つ。ポランコと違ってメジャーでの経験はないが、適応への貪欲な姿勢はポランコに負けていない。

 外国人枠で一軍ベンチに入れなかった3月30日、ウォーカーは二軍戦に出場していた。首脳陣に意向を聞かれ、「もちろん行きます」と答えたという。開幕から途中出場が続く中、いち早く試合勘をつかむためだった。その後、着々と安打を重ねて先発の機会が増えているのも、そんな姿勢と無縁ではないだろう。

 原監督は「うちの中で長打力という点でかなり秀でている」とたたえつつ、「守備も一生懸命練習し、足も速い。本当の意味で途上の選手」とさらなる成長に期待する。「チームの勝利に貢献したい」とウォーカー。伸びしろ十分な外国人は、殊勲の一発にも満足はしない。(福井浩介)

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