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Tuesday, March 8, 2022

農業大学校の学生が栽培 県産酒米の日本酒 販売開始|NHK 山口県のニュース - nhk.or.jp

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防府市にある県立農業大学校の学生が、今年度、栽培した酒米から醸造した日本酒、「六三一(ろくさんいち)」の販売が始まりました。

防府市の県立農業大学校では、授業の一環として、隣の周南市の蔵元などと日本酒の開発に取り組み、3年前、純米吟醸「六三一」を開発しました。
原料の酒米には、県が開発した「西都の雫」という品種が使われていて、華やかな香りとすっきりとした味わいが特徴です。
1年生を中心に、35人が田植えから収穫までを行ったということで、この酒米で醸造したことしの酒は、出来栄えもよく、販売本数はこれまでで最も多い1600本を予定しているということです。
県立農業大学校の1年生、堀晴喜さんは、「農業機械の運転や、きれいな田植えづくりをするのが大変でしたが、自分たちが生産したものが形になってうれしいです」と話していました。
蔵元、「はつもみぢ」の原田康宏社長は、「酒米の生産農家が減るなかで、この取り組みはありがたく、学生さんたちの一生懸命な思いを感じ取りながら味わってもらいたい」と話しています。
純米吟醸「六三一」は、防府市の酒店を中心に、県内18か所で販売される予定です。

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