2022年02月04日05時01分
「10代から50代までの幅がある役を演じる機会はあまりない。朝ドラ特有のいい経験」。女優の川栄李奈が、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の3代目ヒロイン・ひなた役の撮影を楽しんでいる。
ひなたは、京都の下町育ち。時代劇が大好きで、侍に憧れる女の子だ。一生懸命に頑張っても、なかなかうまくいかないキャラクターで、「何をやっても長続きしないのは、自分を見ているよう」と思いを巡らせる。
朝ドラは「とと姉ちゃん」(2016年度上半期)にも出演し、ヒロイン役の高畑充希を見ながら、「主人公はいろいろな人と関わり、この人とも、あの人ともお芝居ができるんだな」と、うらやましく感じていたという。だからこそ、「今、自分がそれをできて、本当にありがたい」と喜ぶ。
祖母の安子(上白石萌音)、母るい(深津絵里)と同様、ひなたの恋の行方も気になるところ。相手は、時代劇のスターを夢見る撮影所の大部屋俳優、五十嵐文四郎だ。演じる本郷奏多が「たぶん、好きな子に意地悪しちゃうタイプ」と言うキャラクターで、ひなたの第一印象は決して良くなかったが…。
「安子さんと、るいさんには、キュンキュンするようなシーンがたくさんあった。ひなたと五十嵐は、キュンキュンというよりは“現代”の方に近いのかな」
出番も、せりふも膨大な朝ドラのヒロイン。それに取り組む川栄について、本郷は「めちゃくちゃ忙しいスケジュールで、方言や英語もある。普通の人だったらパンクするような量なのに、“頑張っている感”を出さないで、当然のように(現場で)たたずんでいらっしゃる」と感心しきりだった。
川栄は10日放送分から登場する。
からの記事と詳細 ( 川栄李奈「キュンキュンというよりは…」 NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」、3代目ヒロイン - 時事通信 )
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